ソニーは現地時間6日、米ラスベガスで開催中の「CES 2016」においてプレスカンファレンスを開催。4Kテレビや超単焦点プロジェクター、照明スピーカーなどを発表した。
今回発表した4Kテレビ「X93D」は、独自の薄型バックライト技術である「Slim Backlight Drive」を採用。エッジ型のバックライトでも直下型バックライトのような格子状の部分駆動が可能で、高画質化と薄型化に貢献している。
国内外を含めて、テレビメーカーがこぞってHDR対応をアピールしているが、同社は独自のロゴマークを作成するなど、力を注ぐ。
映像系ではこのほかに、壁面スレスレに置いても投影が可能な超短焦点プロジェクターを「Life Space UX」のブランドで発表。バッテリーを内蔵しており、持ち運びが可能なほか、スピーカーも内蔵するので音楽再生もできる。
デジカメ系の新機種はなかったが、4Kハンディカムの次世代モデル「FDR-AX53」が展示されていた。新開発のZEISSレンズ(光学20倍)と大型の高感度イメージセンサー、強力に手ブレを抑える「空間光学手ブレ補正」を搭載。5方向からの音をキャッチする新マイク構造も採用する。
オーディオでは、ファッション性を重視した「h.ear」ブランドで初のモバイルワイヤレススピーカー「h.ear go」を投入。ハイレゾ音源の再生に対応する。
また、ノイズキャンセリング機能付きワイヤレスヘッドフォン「h.ear on」や、ワイヤレスイヤフォン「h.ear in」を展示。
さらに、重低音重視のヘッドフォンブランド「EXTRA BASS」においてもモバイルスピーカーをリリースし、若者への訴求を狙う。
ちょっと変わったところでは、テーブルの上などに置くためのインテリア照明にスピーカーを組み込んだ製品も展示。Life Space UXブランドで展開するとのことだ。
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