モンストとはまったく異なるゲーム性を味わえる
モンストのXFLAG スタジオ新作「ブラックナイトストライカーズ」のマルチプレイが3人の理由
良いゲームはプレイ後に反省会が行なわれる
── 4人ならモンスト、3人ならブラナイ、2人ならマーベルツムツム。ということは次に来るのはもしかして。
木村弘毅氏:ひとり用!ということはありません。基本的に僕たちはみんなで集まって遊ぶモノを提供したいんです。
── ですよね、安心しました。ではマルチプレイについてですが、協力プレイができるゲームは多いですが、競争を取り入れた理由や経緯を教えて下さい。
木村弘毅氏:僕が思う良いゲームはプレイ後に反省会が行なわれるんです。「あれがよかったよね!」とか「それがダメだった」とかです。ある種“自画自賛コーナー”みたいな感じもありますけどね。
── それ、わかります! 私も会社の人とモンストのマルチプレイ中にゲージショットを失敗して負けたときはこっぴどく怒られました……。
木村弘毅氏:そういった反省会みたいな要素をゲームに落としこみたかったのです。そこで、貢献度のシステムをいれることにより、競争部分で白黒決着が付けられるようにしました。
── 貢献要素はわかりますが、失敗したときのデメリットなどはありますか。
木村弘毅氏:現状はありませんが、良いかもしれませんね! 被ダメージによって全体の報酬が変わったりとかどうですかね。
── 絶対ギクシャクするのでやめてください。
木村弘毅氏:冗談です(笑)。
実況動画のことを製作段階から考えている
── 脱線したので戻しますが、「モンストスタジアム(モンスタ)」では抽象的にほかのプレイヤーの動きがわかりましたが、ブラナイでは常に近くのユーザーの動きが見えている理由はなぜでしょうか。
木村弘毅氏:ブラナイの最初の構想段階からあった要素です。まず、僕らがゲームを制作するときは、サービスの空間をプロデュースしているイメージです。
── 空間?
木村弘毅氏:どうやってみんながワイワイがやがや遊んでいるのか、そのためにゲーム画面はどうあるべきかということです。さらに、ブラナイでもモンスト同様にYouTubeなどでも実況動画をアップしていきたいと考えています。
── 「すとらいく~しょっと~!」のやつですか。個人的に「と、ぱなえです」の部分が好きです。
木村弘毅氏:そうですか、はい。ともかく、そういったYouTubeなどの動画でどこに人の写っているワイプを入れるか……こんなことも製作段階から考えているんです。みんなで集まっている様子をゲーム画面だけでも伝えるために、ほかのプレイヤーの動きも画面に反映するようにしました。
── 実況動画について挙がったのでお伺いしますが、モンストではLobiを導入したので手軽に動画をアップできたので仕事上でも助かったんですけど、ブラナイでも導入されますか。
木村弘毅氏:現状では実装していません。が、将来的に簡単に動画を投稿できるようなシステムを組みたいと模索しています。
── 動画を手軽にアップできると、私みたいに攻略記事を書いている側からするとものすごくラクでした!(週アスのモンストの一部攻略記事ではLobi経由でアップしていた動画を使っていたのだ)
木村弘毅氏:使っていただいてありがとうございます。
(C)mixi, Inc. All rights reserved.
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります