最大3倍から最大5倍へ進化した
超高解像ズームはかなり“使える”
搭載レンズは24ミリ相当の広角単焦点だが、超高解像技術を用いた“Clear Image Zoom”を利用すれば3倍(約800万画素相当では5倍)まで、高画質を維持したままデジタルズームが可能。実際に試してみたところ、拡大して見ると若干画質劣化はあるものの、広角で撮影し、同程度の画角にトリミングした画像よりは十分高画質といえる。遠くの被写体をアップで撮りたいときには、積極的に使ったほうがいい機能だ。
飯テロ写真はこう撮る!!
プレミアムおまかせオートの調整機能
もうひとつの注目ポイントが「プレミアムおまかせオート」での「明るさ」と「色合い」の調整機能。いままでも撮影モードをマニュアルに切り替えれば調整は可能だったが、カメラまかせのプレミアムおかませオートでも簡単に調整できるようになった。担当編集いわく、この辺の機能のブラッシュアップはユーザーの声を取り入れたXperiaらしいアップデートだと言う。人物や料理などの撮影で、「明るさ」や「色合い」を自分好みに仕上げたいときに活躍してくれる。
わずかな工夫で画質が大違い
イルミネーション撮影は「固定」が大事
いまの季節、イルミネーションなどを撮る機会が増える夜景写真だが、Xperia Z5はブレ防止のため、やや感度が上がりやすい傾向があるようだ。感度が上がってもそれなりには撮れるが、スマホ用三脚がなくても、スマホを持った手を手すりで固定するなどして、できるだけブレないようにすることで感度をなるべく上げず、よりキレイな夜景を撮ることができる。
その際参考にしたいのが、画面に表示される撮影シーンのコンディションアイコン。カメラのブレてない場合は三脚マークが表示され、夜景でもあまり感度が上がらす撮影できる。
刷新されたカメラ性能や、プレミアムおまかせオートの新機能などを見てきたが、Xperia Z5の写真画質の良さは約2300万画素の高解像度と、スマホとは思いえない高速AFによるレスポンスに集約される。また、その高い潜在能力を引き出すプレミアムおまかせオートのおかげで、より究極のスマホカメラに近づいたと言えるだろう。
(2016年2月3日追記)ソニーモバイル主催:Xperiaアンケートの募集は終了しました。
提供:ソニーモバイルコミュニケーションズ
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります