生活ペースが定まっているならプログラム運転が使える
今までの暖房と違う注意点は、部屋全体を穏やかに暖めるため、局所的にすぐ温かくなりたい、という時には向かないこと。例えば、寒い外から帰ってきても、熱が勢いよく出るわけではないので、冷えた手をそえても温まりません。
部屋を暖める速度は、従来のオイルヒーターなどと比べずいぶんと早くなったのも特徴ですが、それでも12月の気候で部屋を満足するまで暖めてくれるのに体感で20～30分かかりました。
そういう意味だと、立ち上げ時はファンヒーターや電気ストーブと併用するのもありかもしれません。
小型タイプのMDH09の場合、厚みは30cm満たず、高さは66.5cmです。女性の部屋にも違和感なくなじみましたよ。
また、部屋全体を暖めるのに時間がかかるため、1日のスケジュールが固定されている人であったら、プログラム運転がオススメ。
MDヒーターは、通常のオートモード、温度設定を低めの夜モードを指定したとおりに切り替えてくれる、プログラム運転という使い方ができます。外出時の設定では稼働はしていても、5℃以下と電力抑えめにしてくれますよ。ただし、プログラム運転に関していうと、編集者とか生活が不規則な人には利用しずらいかもしれませんが。
暖房を1日中つけっぱなしにしているしていると、当然電気代は気になりますが、断熱性の高いマンション住まいの人には、MDヒーターの「室温維持」という特性はとても合ってそうに感じます。
オイルヒーターの温風のような穏やかな暖房が好みで、それより早く部屋を暖められ、かつ静かで、「暖房をつけているのを忘れちゃう」ような快適生活をしたい人は注目です。
デロンギ マルチダイナミックヒーター
・型番：『MDH15』（約10～13畳用）、『MDH09』（約6～8畳用）
・カラーバリエーション：『MDH15』ブラック×ホワイトのみ、『MDH09』ブラック×ホワイト、ブラックの2色
・実売価格：『MDH15』8万5000円前後、『MDH09』6万2000円前後
●関連サイト
マルチダイナミックヒーター（デロンギ）
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57,300円
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