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Apple噂まとめ(11/29〜12/4)

4インチのiPhone 6cは2月登場!金属ボディーでApple A9搭載か

2015年12月06日 19時00分更新

 みなさん、こんにちは。ASCIIの吉田ヒロでございます。2カ月強ほどお休みしていたApple噂まとめですが、復活の要望があまりにも多かったので再開することにしました。さて復活1回目となる今回は、国内外のApple噂系サイトで11月29日から12月4日までに出回った内容をまとめましたよ。

11/29 12インチMacBookの新モデルは来年初頭に登場?

 DigiTimesによると、12インチMacBookに搭載されている米インテル社のCore MプロセッサーであるCore m5/m7の次世代版「KabyLake-Y」は、2016年第4四半期(10~12月)に登場するとのこと。現行のMacBookは「Broadwell-Y」ベースのアーキテクチャーなので、すでに1世代古くなっています。最新は「Skylake-Y」なんですが、これは2015年9月に登場したもので、順当にいけば年明けあたりにこのプロセッサーを搭載したMacBookをリリースするんじゃないでしょうか。そして、KabyLake-Y搭載のMacBookを2017年の春までに出すんじゃないかと。とはいえ、最近のAppleは、最新プロセッサーが出たからといってMacBookシリーズをすぐに刷新ということはしないので、Skylake-Yをスキップしたりして。ハイエンドモデルではないので、正直言ってBroadwell-YでもSkylake-Yでも使用感はあまり変わらなそうですしね。

11/30 台湾メーカーがApple向けの生産設備を増強

 EMSOneによると、台湾ユニテック社は台湾宜蘭工場でプリント基板(PCB)の生産能力を拡張したそうです。同社はAppleのサプライヤーとして知られており、iPhone向けの設備増強かと思われます。

11/30 MacBook Airが5年ぶりの大幅刷新へ

 EMSOneによると、AppleはMacBook Airの大幅改良に取り組んでおり、2016年7〜9月期に発売するとのこと。元記事では2008年以来と書かれていますが、実際にはデザインを変更して2010年に登場した11.6/13インチモデルからの大幅刷新になると思われます。初代モデルはまあ失敗作ですからね。新しく登場するMacBook Airは、現行モデルよりもより薄くなり、最新のプロセッサーが搭載されるとのこと。

11/30 Apple Pencil人気で台湾メーカーが潤う

 EMSOneによると、Apple Pencilのペン先用スプリングコネクターを供給している台湾CCP社が好調のようです。すでにAppleから追加オーダーを獲得したとのこと。iPad Proの真価はSmart KeyboardではなくApple Pencilによって発揮されると思うので、発売直後の品不足はAppleの重大なミスかと思うのですが、今後は供給が安定するのかも。Apple Pencilが次期iPad Airなどでも使えるようになれば、需要はさらに逼迫するとは思われます。

11/30 Appleが2018年登場のiPhone 8に有機EL採用ヘ

 EMSOneによると、Appleは2018年に有機ELを搭載したiPhoneを投入する予定があるとのこと。順当にネーミングされると、2016年モデルがiPhone 7、2017年モデルがiPhone 7sなので、2018年モデルはiPhone 8になるかと。iPhoneの組み立てを請け負っている台湾ペガトロン社は、2016年初頭から中国江蘇省昆山工場での生産規模を大幅に拡大するようです。

11/30 4インチのiPhone 6cは金属ボディーで2月に登場

 Tech Webによると、Appleは4インチ液晶を搭載したiPhone 6cを2016年2月にリリースするとのこと。前モデルにあたるプラスチックボディーのiPhone 5cとは異なり、金属ボディーになるそうです。カラバリが用意されるほか、Touch IDも搭載されるそうです。3D Touchは非搭載になる見込みです。価格は400〜500ドルだそうです。小型端末なのでアジア向けを狙っていると思われますが、発売時期が2月なのが不思議だと思ったら元記事には中国シャオミ社の新製品を意識しているという記述がありました。日本では年度末で新生活準備シーズンということもありiPhoneがバカ売れする時期ですが、中国では旧正月期間なので猛烈な爆買い現象が起こる時期なのかも。

11/30 次期MacBook Airは13/15インチに

 経済日報によると、AppleはMacBook Airのフルモデルチェンジを予定しているとのこと。具体的には、11.6インチモデルをなくし、新たに15インチモデルを投入するだけでなく、ボディーや内部構造も大幅に刷新されるとのこと。これにより、ラインアップは13/15インチの2モデルになるようです。新MacBook Airは、2016年6月に開催されるWWDCで発表され、7〜9月に発売されるとのこと。この時期にリリースされるということは「Skylake」ベースのプロセッサーを採用すると思われますが、12インチのMacBookもあるのでAirの称号を外してMacBookシリーズに統一されるのかも。となると、Skylake-YベースのCore Mプロセッサー搭載ですかね。

12/1 新MacBook Airを見越して台湾メーカーに動きアリ

 EMSOneによると、2016年7〜9月に登場するとみられる新MacBook Air向けに、台湾SZS社などが新工場の建設を含む設備投資を進めているそうです。新MacBook Airが7〜9月の発売と考えると3〜5月ぐらいには量産体制を整えておく必要があるので急ピッチで進めないとですね。ちなみにSZSは主にノートPCのヒンジ部分のパーツを製造しているメーカーだそうです。

12/1 iPhone 7ではデュアルレンズカメラやUSB-Cを搭載か

 G for Gamesによると、Appleは2016年に登場する見込みのiPhone 7に、デュアルレンズカメラやUSB-C、ワイヤレス充電などの搭載を考えているようです。中国のWeiboに投稿されていた情報とのこと。そのほか、ディスプレー上でのTouch ID、マルチ感圧タッチなども検討されているとのこと。デュアルレンズカメラといえば、中国ファーウェイ社の「honor6 Plus」や韓国LGエレクトロニクス社の「V10」などが採用しており、合焦速度の向上やいF値(レンズの明るさ)アップ、広角撮影などが可能になります。カメラの画素数をこれ以上アップさせても製品の訴求力は強くならないと思うので、デュアルレンズのほうが魅力的ですね。Lightningを捨ててUSB-Cにするのは微妙ですが、Apple Watchに採用したワイヤレス充電(電磁誘導充電)が加わる可能性は高いと思われます。

12/1 iPhone 6cは2016年2月に登場

 EMSOneによると、4インチ液晶を搭載したiPhone 6cが2016年2月に登場するそうです。まあ、これまでの噂を追認するような流れですね。

12/2 米国ではFireタブレットがiPadを抜く

 EMSOneによると、11月27日のブラックフライデーでFireタブレットがiPadを上回り最も売れたタブレットだったそうです。ブラックフライデーとは感謝祭翌日の金曜のことで米国で購買意欲が高まる日です。Fireシリーズは安価なのと、プライムビデオ、プライムミュージックなどの有料会員向けのサービスが充実しているので、目的が娯楽とはっきりしているならお勧めの製品です。いろいろできちゃううえ、ちょっと高価なiPadが負けるのも仕方ないところですね。

12/2 サムスンのスマートウォッチGear S2がiPhone対応へ

 「気になる、記になる…」によると、韓国サムスン電子社は同社のスマートウォッチ「Gear S2」のiOS向けコンパニオンアプリ「Gear Manager for iOS」を開発中とのこと。SamMobileのリポートです。Android WearはすでにiOSアプリがリリースされており、Android端末に比べて限定的ではありますがiPhoneとAndroid Wearの連携が可能になっています。Gear S2はTizenベースで、これまでGaraxyシリーズやAndroid端末でしか使えなかったので、これが事実ならうれしいですね。個人的には、スマートウオッチはスマホの通知が見られて心拍や歩数が計測できれば十分なので、Apple Watchだけでなくさまざまなデザインの製品が選べたほうが幸せです。

12/2 Apple以外のスマホメーカーが活発な部品調達

 EMSOneによると、1〜3月期はiPhoneの需要が落ち着く時期であるため、中国系をはじめとするほかのスマホメーカーの部品調達が活発になる時期らしいです。それに伴い、モバイルDRAMなどの価格下落が止まっているとのこと。日本では、新iPhoneが発売後の10〜12月はもちろん、新生活準備シーズンとなる1〜3月期は各キャリアショップの値引き攻勢でiPhoneがかなり売れるシーズンですが、世界的には閑散期になるんですね。まあ、4月入社もしくは入学というのは日本とフィリピン、タイ、インドぐらいですもんね。

12/2 iPhoneのメモリーはアプリなしで解放可能

 Cut of Macによると、iOSデバイスのメモリーをアプリを使わずに解放できる方法があるとのこと。具体的は、電源ボタンを長押しして電源オフのスライドスイッチを表示させた状態で、ホームボタンを長押ししてホーム画面に戻せばOKだそうです。iPhoneの動作が重くなったときにメモリー解放すれば速くなることがあるので、これば覚えておくと便利かも。

12/3 iPhone 7シリーズの受注競争が早くも激化

 EMSOneによると、2016年に登場するとみられるiPhone 7シリーズの部品受注競争が早くも始まっているとのこと。すでにSiPモジュールは台湾ASE社が7割、SiP基板は台湾キンサス社が独占したそうです。SiPは「System in a Package」の略で、iPhoneでいうとApple Aシリーズを搭載するための基板とモジュールですね。

12/3 2月登場のiPhone 6cはApple A9を搭載か

 MacRumorsによると、2016年2月に登場するとみられる4インチのiPhone 6cは、現行のiPhone 6sシリーズと同様にApple A9プロセッサーを搭載するそうです。カラバリは少なくとも2色以上とのことですが、iPhone 6sシリーズのゴールド、シルバー、スペースグレイになるのか、iPhone 5cのようなポップな色合いになるのか不明です。そのほか、NFCを搭載し、Apple Pay対応となる見込みです。カメラ性能はiPhone 5sレベルとのことですが、SNSでの利用なら十分ですね。台湾KGI証券のアナリストであるミン・チー・クー氏のレポートです。

12/4 iPhone 6sは3〜4月の出荷か

 EMSOneによると、2016年2月に登場するとみられるiPhone 6cの発売日は、3〜4月になるそうです。台湾KGI証券のアナリストであるミン・チー・クー氏のレポートです。

12/4 4インチモデルはiPhone 6cではなくiPhone 7cとして登場?

 M.I.C Gadgetによると、iPhoneの組み立てを請け負っている台湾フォックスコン社に部品を納入している業者の話として、4インチiPhoneは6cではなく7cになるという情報を得られたそうです。発売時期は2016年初頭ではなく、iPhone 6sの後継となるiPhone 7と同じ9月ごろになるとのこと。噂レベルとはいえ、ほかの噂を統合するとこれは信憑性が低いかも。

12/5 Apple Watchのバンドをディスプレー化する特許

 9 to 5 Macによると、AppleはApple Watchのバンド部分をディスプレー化する特許を取得したそうです。具体的には、光ファイバーを編み込んだバンドに、iPhoneからの通知などを表示可能になるようです。これが実現すると、Apple Watchのバンドを備忘録として使えるかもですね。忘れないように手に直接メモする必要がなくなりますね。

12/5 iPhone 6 Plusが米国で発火事故

 Phone Arenaによると、米国アトランタで12月2日、iPhone 6 Plusが発火する事故があったそうです。男性がズボンの前ポケットに入れていたiPhone 6s Plusが突然高熱を発し、数秒後に発火したとのこと。このiPhoneは不正規のリファービッシュ(整備再生)品だったそうです。こういう事故があると、やはりiPhoneはApple StoreやApple Premium Reseller、Apple Shop、キャリアショップなどで新品を購入したほうが安心ですね。WSB-TVのリポートです。

12/5 Apple A9プロセッサーがベンチマークで最高得点をマーク

 Phone Arenaによると、スマホ向けベンチマークアプリ「AnTuTu」のバージョン6(日本ではバージョン5が最新)で12万点超えでぶっちぎりの1位だったそうです。2位はApple A8X、3位は中国ファーウェイ社製の「Kirin 950」とのこと。まあ、OSが異なるので正確な比較じゃありませんが、デュアルコアのApple A9が、クアッドやヘキサ、オクタなどのコアを擁する他社プロセッサーより、CPUコアの性能で優れているのは確かですね。

12/5 次期Apple TVは2016年1〜3月期から量産開始へ

 DigiTimesによると、第5世代となる次期Apple TVが1〜3月に量産スタートするらしいです。App Storeが利用可能になり、内蔵ストレージを搭載した第4世代が出たばかりですが、第5世代ではプロセッサーの放熱効率を上げた設計になるそうです。ということは、第4世代はそのあたりちょっと弱いということですかね。

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