東芝と富士通は12月4日、東芝、富士通、VAIOの3社がパソコン事業を統合する検討に入ったと伝えた4日付けの一部報道について、ともに「当社が発表したものではない」という内容のコメントを発表した。
東芝は、「事業体制のさらなる効率化や、他社との事業再編も含めさまざまな可 能性を検討しておりますが、個別企業と具体的に合意した事項はありません」とコメント。
富士通は、「分社化後の事業成長 に向け、さまざまな可能性を検討しておりますが、決定しているものはありません」としている。
12月4日付の一部報道では、東芝が富士通、VAIOとパソコン事業を統合する検討に入り、年内にも基本合意、来年4月に新体制を発足させたい考えがあると伝えていた。また、東芝がパソコン事業を切り離し、富士通と合弁会社を設立する方向で交渉に入った一方、海外メーカーなどとの提携も同時に模索しているとみられるなどと報じた媒体もあった。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります