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キャリア版の端末を格安SIMで使うXperiaテク

2015年12月03日 10時00分更新

同じ回線を使っているならAPNの設定だけで
格安SIMが使える!

 キャリア版のXperiaを格安SIMで使う場合、SIMロックが解除されていれば問題なく利用できますが、ロックされていても、使用する格安SIMと同じキャリアの回線を使っている端末なら使えます。たとえば、ドコモ版のXperiaなら、ドコモ回線を使った格安SIMと組み合わせれば、SIMロックの解除は不要です。

 ただし、APNなどの接続設定は格安SIMサービスによってことなるので、別途設定が必要となります。

アクセスポイント名から変更

 そこでXperiaにはシステムアイコンのカスタマイズ機能が用意されています。カスタマイズ方法は設定から個人設定→システムアイコンへとアクセス。

不要なアイコンのチェックを外す

 APNなどの設定は、設定の「無線とネットワーク」にある「その他の設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」から設定します。

+ボタンで追加

 キャリア版のXperiaの場合、格安SIM用のAPNは登録されていないので、新規で追加する必要があります。画面右上にある「+」ボタンをタップすれば、APNの追加画面に切り替わります。

必要な項目だけ登録

 アクセスポイントの編集はいくつかの項目がありますが、基本的には「名前」、「APN」、「ユーザー名」、「パスワード」など数ヵ所を設定するだけでOK。全部の項目を埋める必要はありません。

指定通りに入力

 項目をタップすると入力画面に切り替わるので、格安SIMの公式サイトなどで公開されている内容を入力していきましょう。間違えて入力するとデータ通信はできないので慎重に。

編集内容を保存

 必要な項目を入力したら、画面右上のメニューをタップして「保存」を選択します。戻るボタンを押すと編集内容が破棄されてしまうので注意です。

追加したAPNを選ぶ

 編集内容を保存すると、APN一覧に項目が追加されているので、ボタンをタップして選択します。これでAPNの設定は完了です。

 いったん入力してしまえば、本体をリセットしない限り設定は保存されるので安心。このAPNの設定は、SIMロックを解除して海外で現地のプリペイドSIMを使うときも同じですので、覚えておきましょう。

※Xperia Z4 SO-03G/Android5.0.2で検証しました。

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