三菱東京UFJ銀行がスタートアップアクセラレータープログラム開始

　三菱東京UFJ銀行は、ベンチャー・スタートアップ企業を対象にした国内メガバンク初の支援プログラム“MUFG Fintechアクセラレータ”を設立すると発表した。決済、融資、資産運用、マーケット取引など金融テクノロジーを用いたビジネスアイデアを募集、5年以内のベンチャー企業、今後起業を考えている個人を対象にする。応募期間は2015年12月18日～2016年1月31日、選考を経て選ばれた企業に対して3月上旬から4ヵ月間の支援プログラムを実施し、8月中旬に成果を発表するDEMO DAYを開催する予定だ。

　求められるのは金融サービスを加速させるビジネスモデルや課題を解決するテクノロジー、採択された3～5企業に対してビジネスモデルの立ち上げを加速させる、4ヵ月間の集中的なプログラムを行なう。ビジネス、金融領域の専門家によるメンタリングを実施、またプログラム参加者は丸の内に設置する専用ワーキングスペースを無償で利用可能だ。採択企業には三菱東京UFJ銀行による事業提携や出資なども検討される。

　三菱東京UFJ銀行は2015年にもベンチャー・スタートアップとともに新たな金融サービスの創出を目的としたビジネスコンテスト“三菱東京UFJ銀行 Fintech Challenge 2015”を開催するなど、Fintech分野への進出を進めている。

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MUFG Fintechアクセラレータ