パナソニックは11月30日、スマートフォンで屋内や屋外を確認できるホームネットワークシステム「スマ@ホーム システム」の製品説明およびデモを開催した。
スマ@ホーム システムは、ホームユニットを軸にしたホームネットワークシステムだ。設置した屋内カメラ、屋外カメラ、開閉センサー、人感センサーからの情報を、ホームユニット経由で専用スマートフォンアプリへ送信する。製品は10月15日から販売を開始しており、2016年春には人感センサーのバージョンアップも予定する。「指定時間・曜日にスマホへ通知」「センサー無反応時にも通知」などの機能が可能となる。
11月30日の製品説明会は都内のハウススタジオで行なわれた。講師として招かれた防犯アドバイザーの京師 美佳氏とドッグトレーナー 遠藤 和博氏は、設置したスマ@ホーム システムを実際に利用しながら、それぞれ「気軽に始められるホームセーフティー」「留守中のペットケア」においてスマ@ホーム システムは有効であると説明した。
京師氏によれば「現代は空き巣・ストーカー被害が身近なものになってきているが、工事費用が高価であるイメージなどにより対策が進んでいないことが多い」という。その点スマ@ホーム システムは導入しやすい価格であり、操作の簡単さも魅力であると語った。
ドッグトレーナーの遠藤 和博氏は「ペットにとって飼い主は数少ないコミュニケーション相手。スマ@ホーム システムを利用すれば遠隔でペットの体調をケアしたり、コミュニケーションがとれる」と説明。遠藤氏は「遠隔コミュニケーションで犬を座らせる」というデモを見事一発で成功させ、記者から歓声が上がった。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう