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ネット銀行の住信SBI版マネーフォワードのアプリが登場

2015年11月27日 18時00分更新

 2015年11月27日、マネーフォワードは住信SBIネット銀行との取り組みの一環で、iPhoneアプリ『マネーフォワード for 住信SBIネット銀行』を発表した。個人向けの複数の銀行口座、クレジットカードの利用履歴を一括で管理できる自動家計簿、資産管理サービス『マネーフォワード』をベースに、住信SBIネット銀行の顧客向けのカスタマイズがされているバージョンのサービスだ。

 住信SBIネット銀行の入出金情報に加えて、ホームに残高を表示し、住信SBIネット銀行のスマートフォンサイトとシームレスに連携して、銀行からのお知らせなども受け取れる。もちろん従来のマネーフォワードの機能は使え、他の金融機関の情報を追加して表示できる。

 8月の両社業務提携の席で、マネーフォワードは“Fintech Open Bank API”を構想に上げていた。銀行が自社システムのAPIを公開するよう、働きかけを続けていくというもので、今回のアプリリリースはその一歩となる。

 今後、銀行サービスのAPIが開放の方向に向けば、よりシステムに入っていくサービスも可能になる。そうなればネット銀行だけではない特定の銀行向けのサービスも、今後はよりカスタマイズした機能提供ができるだろう。入金、出金など口座に関わるものなど法規制の緩和も必要だが、銀行側にもより大きな行動を期待したい。

■関連サイト
マネーフォワード

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