東芝は11月17日、ポータブルタイプの液晶テレビ「レグザポータブルテレビ」(10WP1)を発表した。11月27日発売予定で、予想実売価格は4万8000円前後。
画面サイズは10.1V型で、解像度は1366×768ドット。IPS液晶パネルを採用し、視野角が広く明るい映像を表示できる。
最新のポータブルテレビは、チューナー別体型で無線接続されたディスプレー部のみを持ち歩く“屋内利用型”が主流。しかし、本機はチューナーも内蔵し、単体で持ち歩くことができる。このため屋内だけでなく屋外でも使用できるのが特徴だ。
IPX5相当の防水仕様で、お風呂やキッチン、川や湖などの水辺での使用も可能。フルセグの地上デジタルチューナーはもちろん、ワンセグチューナー(およびアンテナ)も内蔵しているため、屋外の電波状態の悪い場所でもテレビを視聴できる。なお、デジタルBS/CSチューナーは搭載しない。
本体にはバッテリーを内蔵しており、約3~4時間の連続使用が可能だ。
無線LANを内蔵しており、DLNA対応のレコーダーの録画番組をワイヤレスで視聴可能。同社の全録レコーダー「レグザサーバー」と接続する場合は過去番組表を表示できる(通常のDLNA対応端末だと、番組表ではなく日付や局ごとのフォルダーの形で表示される)ため、番組探しもしやすい。
さらに、本機はBluetoothにも対応しており、スマートフォンの音楽を本機のスピーカーでワイヤレス再生することが可能。対応コーデックはSBCのみとなるが、40mmの大口径スピーカー(2W+2W)により迫力ある音を再生できるので、スマホ用スピーカーとしても利用できる。
このほか「SeeQVault」対応のSDメモリーカードスロットを搭載。引っ越し、バックアップ用にSeeQVault形式で保存された録画番組を再生できる。
本体サイズは幅262×奥行き78×高さ186mm、重量は1.2kg。
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