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企業進出をサポートするマーケティングサービス、まずは文字の電子化からサポート

預金通帳も手書きなミャンマー語のOCRへ向けた動き

2015年11月16日 15時12分更新

ミャンマー文字

 アクロクエストテクノロジーは11月16日、ミャンマー語に対応した自動データ入力サービスの展開を目指す情報基盤開発に対してミャンマー文字調査の支援を行なったと発表した。

 ミャンマー語の文字は33個の基本字母に介子音記号などが組み合わさったもので、2つ以上の介子音記号が結合したものもあれば、文字が結合する構造も複数のパターンがあるなど非常に複雑な文字文法・文字構造を持つ。このためミャンマーでは企業情報の電子化が進んでおらず、一例としては預金通帳も手書きという。

 アクロクエストテクノロジーは2012年にミャンマー支社を設立後、現地にて独自に情報収集を進め、ミャンマーへの企業進出を支援する「ミャンマーマーケティングサービス」を展開している。また、東京大学発ベンチャー情報基盤開発は、2013 年にミャンマー語対応のマークシートを発表して以来、ミャンマー語の OCR の研究開発を進めている。

複雑なミャンマー文字構造

 今回、ミャンマー語の文法学習コンテンツ、文字/コード一覧、文字/文法の各種調査を行ない、情報基盤開発ではミャンマー語の文章のOCR、文字調査を活用したミャンマー語対応マーケティングを展開する予定という。

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