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Android OSならワンタップで知りたいことがわかる

もうコピペ検索不要!? グーグルのスマホ向け新検索機能「Now on Tap」

2015年11月10日 17時25分更新

 グーグルは、11月10日より新検索機能「Now on Tap」をAndroid 6.0向けに提供開始した。

 Now on Tapは、ホームボタンを長押しするとユーザーがスマホで開いている画面のテキストを解析し、検索やマップ、関連するアプリをワンステップで表示する新機能だ。従来であれば、検索したい言葉をコピーし、検索アプリを立ち上げ、検索を実行するという手順が必要であった。

(左)ユーザーが開いているスマホの画面を解析し、(中央)ホームボタンを長押しすると検索やマップ、関連するアプリなど、ユーザーが「次にしたいこと」をサポートするアプリなどをカードとして表示する。(右)カレンダーに予定を入力するのも簡単だ

テキストに含まれるURLを元に、「地図を表示」「電話をかける」など、従来より少ない工程で実行できる

 利用はウェブサイトを閲覧している場合に限らず、LINEなどのアプリで会話中のテキストを解析することが可能。また、食事の話題をしている状態でホームボタンを長押しすれば、画面中のテキストを読み解き「フォンデュ」のレシピやレストラン検索までのステップを簡略化する。提示可能なアプリは、ユーザーがスマホにインストールしているアプリのみになり、インストールしていないアプリの利用をサジェストされるなど、強要されることはない。

 Google検索がこれまで培ってきたナレッジグラフ、自然言語の理解、App Indexingなどの技術を組み合わせることで、ユーザーが「ニュースを読んでいる」のか「友だちと待ち合わせ時間を決めている」のかなど、シチュエーションごとに変わるニーズに対応しているという。

 Now on Tapは、10月5日からすでに英語では利用可能で、日本語は2番目に適用開始した言語になる。


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