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かじった結果をスマホで送信、歯科衛生士からのフィードバックが届く

世界初、「歯科診断サービス付き」のりんごって何だ

2015年11月09日 13時45分更新

 アップル製品じゃなくて、アップルそのものである。

 長野県産りんごの活性化を目的とし、長野県松本市のりんご農園の有志により設立された協会、松本りんご協会。同協会は、歯科診断サービス付きのりんご「Dentapple」(デンタプル)を、11月8日より販売する。

 ちょっと待て。歯科診断サービス付きのりんごってなんだ。

 デンタプルは、りんごである。あの食べるやつ。英語でAppleのやつ。といっても、ただのりんごじゃない。かじったときの歯や歯茎の痛み、出血などで自分の歯の健康状態がテストできる歯科診断サービス付きのりんごだ。

固さの中に豊富な甘みを含んだ長野県松本産の「ふじりんご」を使用。シールは、スマートフォンアプリへの導線と認証の役割だけでなく、固く甘みがあるりんごの品質を保障する意味も持つ

 まず、デンタプルを買ってくる。次に、アプリのナビゲーションに従いつつ、かじる。かじったときの歯の状態など、アプリが出す質問に答えていくことで、歯の健康状態がテストできるという仕組みだ。

スマートフォンのアプリを片手に、りんごをシャリシャリとかじってみよう。かじる前に切り分けてウサギとか作らないように

「歯周病リスク」「虫歯リスク」「顎関節症リスク」の 3つの歯の健康リスクを調べられる

 テスト後1日以内に、歯科衛生士からのフィードバックがアプリのプッシュ通知で届くという。「歯周病リスク」「虫歯リスク」「顎関節症リスク」の歯の健康リスクに関する判定と、テスト結果を踏まえた歯科衛生士からのコメントを受け取れるそうだ。

りんごをかじり、スマホで質問に答えて送信すれば、歯科衛生士からコメントが届くというシステム

現在地から近い歯科医院を探すことや、Myカルテとして診断結果を蓄積する機能もある

 デンタプルは、公式ECサイト、もしくは「旬八青果店」(一部店舗を除く、都内8店舗)にて購入できる。価格は200円。

■Amazon.co.jpで購入

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