「ちょっとヘッドバング感ない? じゃ当然ヤバいくらいヘッドバングしてからケータイ(壊れないやつだよ)をぶん投げて、着てるもの全部脱ぎ捨ててサウナでリラックスしたいよね? そしたら君もフィンランド人だ!」──。
ぼくたちのフィンランドがまたやらかしていた。
フィンランド外務省が4日、世界初となる“国のオリジナル絵文字”ができたと発表したのだ。フィンランド公式PRサイトが冒頭の文句とともに紹介していて、駐日フィンランド大使館のTwitterアカウントでもお知らせしていた。
「ムーミンとか、アングリーバードあたりかな?」と思っていたが、まず1つ目はサウナに入っている男女。言うまでもなく男女ともに全裸だ。ちなみにサウナは熱した石にお湯をかけて蒸気を上げさせるロウリュスタイル。
2つ目はフィンランドが誇る伝説のケータイメーカー・ノキアの「3310」。とにかく信じられないくらい頑丈なことで世界的に知られている。
そして3つ目は「ヘッドバング」。多くのヘヴィメタルバンドを輩出したことでも知られるフィンランドならではということなのか、ライブでおなじみメロイックサイン(コルナ)を掲げている。いつ使うんだこれは。
絵文字は今回の3種類をふくめた合計30種類、12月1日から無料でダウンロードできるようになるとのこと。フィンランド公式のクリスマスカレンダーにも反映するという話で、どうなっちゃうのそれ……。
来週フィンランドのスタートアップイベント「SLUSH」の取材に行くんだけど、もしかして記事にヘッドバング絵文字を使った方がいいのかしらこれは。
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