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「Xperia Z Ultra」を超えたっ!?

レノボが放つSIMフリーファブレットの極み! 6.8インチの「PHAB Plus」:週間リスキー

2015年11月06日 17時00分更新

※週間リスキーはアックン・オッペンハイマーとやんちゃデジタルKidsたちがテクノロジーとサブカルチャーの交差点からお届けする、たいへんマニアックなコーナーとなっております。初見の方はご注意ください。

 IFA 2015でお披露目された「Lenovo PHAB Plus」の実機を早速イジります。スマホとタブレットの間に位置づけられているファブレット。Lenovoも「Phone+Tablet=PHAB」という定義をして登場。本当にタブレット並の大きさなので、自らファブレットだと言わないとスマホと思われないからだと思われます。

LenovoもメディアではPHABを全力で強調している。うん、もう、わかっているから……。LenovoではPHABをシリーズ化する計画もあるとのこと

Xperia Z Ultraより巨大!
日本語IMEは必要不可欠

 とにかく6.8インチの巨大ディスプレーは迫力満点。フルHD(1080×1920ドット)解像度IPS液晶ディスプレーがボディーギリギリに収まっています。巨大ファブレットと言われた「Xperia Z Ultra」でも6.4インチ、現行のiPhone 6s Plusだって、5.5インチなのでPHAB Plusがどれだけ大きいかわかります。

左からiPhone 6……って、書かなくても分かるよね。一番右がPHAB Plus

iPhone 6シリーズの様なDラインが何ともモヤモヤするが、突っ込まないことにする

 本体サイズは96.6(W)×7.6(D)×188.6(D)ミリで、重量は220グラム。実物はギリギリ片手で持てるサイズ。大きさのわりに軽く感じるのはアルミ製ボディーのお陰か。CPUはMSM8939。メモリーは2GBを搭載している。バッテリー容量は3500mAhで待ち受け状態だと20日、連続通話時間は24時間とのこと。カラーバリエーションはハニーゴールド、チタンシルバー、ガンメタルグレーの3色。

片手で持つとこんな感じ。デカすぎて人差し指が見えない……

 OSは出荷状態でAndroid 5.0.2(Lollipop)。言語設定に日本語があるので、選べばサクッと切り替わる。ただし、日本語IMEは未登載なので、Google Playから「Google日本語入力」などをダウンロードする必要がある。やることはそれだけ。最近の端末は本当に楽ちん。

初期設定内の言語設定で日本語発見!選べばインターフェースも日本語に

「言語と入力」を開いても日本語キーボードは無かったので、Google日本語入力をインストール。ほら、このとおり!

特殊なデュアルSIM仕様にオーディオ性能

 SIMは2枚入るデュアルSIM仕様。1枚はマイクロSIMで、もう1枚はナノSIM。SIMトレーの1枚はマイクロSDカードトレーと兼用。マイクロSDカードを使う場合はSIMは1枚のみ使えるということ。本体のストレージは32GBあるので、2枚挿し運用でも大丈夫。ちなみに、No.1スロットは4G、No.2スロットは2Gまで対応しています。

SIMトレーはこんな感じ。結構か弱い部品なので、取扱いに注意

SIMを2枚乗せた状態

SIMを1枚にしてマイクロSDカードを乗せた状態

SIMを2枚入れて、それぞれちゃんと読み取っている模様

 あまりに大きい為、片手操作用の「ONE HAND Mode」を搭載するが、自分の手にはそれでも無理そうでした。落とさないためにも両手で操作するべきかも。

ONE HAND Modeで画面を小さく…なのにまだまだデカい

 背面のスピーカーは1ccのサウンドチャンバーによる、Dolby Atmos対応の質感と迫力あるサウンドとのことだが、こんなに大きいボディーならステレオスピーカーを搭載して欲しかった。

 端にはカメラとLEDフラッシュを配置。カメラは背面が1300万画素で、正面が500万画素。LEDフラッシュは自然な色になる2色タイプ。ただし、オートフォーカスの速度は最近のモデルにしてはやや遅めです。

本体上部にある1300万画素のカメラとスピーカーグリル

価格のわりにはキチンとしたスペックなのが魅力

 最新スペックのスマホと比較すると少し見劣りもするが、最大のメリットはこれだけの仕様でありながら価格がEXPANSYSで約3万5000円程度。タブレットも良いけれどスマホも捨てがたいならば十分な選択肢になるはずです。

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