米アップルは現地時間10月27日、2015年9月26日を末日とする2015年度第4四半期の業績を発表した。当四半期の売上高は515億ドル、純利益は111億ドルとなった。
同社によると、売上高の伸びに貢献したのは過去最高となったiPhoneの第4四半期販売台数、Apple Watchの取扱店の拡大、そして過去最高のMacの販売台数とサービスからの収益だという。
前年同期と比較してみると、地域別では中華圏(Greater China)での伸びがとくに著しく、売上高はほぼ倍増。また、世界でのiPhoneの販売台数もおよそ22%増加しており、iPhone 6sとiPhone 6s Plusは好調のようだ。
一方、iPadに関してはやや苦戦しており、売上高、販売台数ともに前年同期比でおよそ20%マイナスとなっている。
ティム・クックCEOは、「2015年度は、売上高が28%増大し2340億ドルとなるなど、Appleにとってこれまでで最も業績の良い年となりました。まもなくホリデーシーズンが始まりますが、AppleではiPhone 6sおよびiPhone 6s Plusをはじめ、ケースとバンドの種類をさらに充実させたApple Watch、新しいiPad Pro、そして今週出荷が始まるまったく新しいApple TVなど、これまでで最高の製品ラインナップを用意しています」と述べている。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります