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シャープが新製品説明会で「エヴァスマホ」と「ロボホン」をお披露目

2015年10月21日 18時30分更新

 シャープは10月21日、都内で新製品説明会を開催した。「AQUOS」シリーズのリブランドテーマは“活きる力を起動する”。会場には先日発表されたばかりのSIMフリー端末「エヴァンゲリオン スマートフォン」(SH-M02-EVA20)とCEATEC 2015でお披露目されたロボット型スマホ「RoBoHoN」(ロボホン)も展示された。

「エヴァンゲリオン スマートフォン」(SH-M02-EVA20)

 発表会の冒頭、壇上に上がったのは同社執行役員コンシューマーエレクトロニクスカンパニー カンパニーEVP兼通信システム事業本部長の川口登史氏。CEATEC 2015の事前説明会でも語られた、シャープの目指す「モノのインターネット化=IoTではなく、モノの人工知能化=AIoT」という方向性を語った。

 同社のスマホブランド「AQUOS」は現在リブランド化を進めており、ブランディングポジションをこれまでの不満解消型から人と寄り添うパートナーとなるコミュニケーション型に転換したことを明らかにした。新ブランドコンセプトは“活きる力を起動するAQUOS”。

AQUOSの開発方針はコミュニケーション型に

AQUOSの新ブランドコンセプト

 続いて登壇したのは国内マーケティング統括部の河内厳氏。AQUOSシリーズの製品特徴のプレゼンで語られたのは“テクノロジーはどこまで活きる力になれるか”という観点からの強化ポイント。

 デザイン面では着信パターンのイルミなどを複数パターン生成することで感情を表現。シャープが推し進める応答型コミュニケーションツール「エモパー」はバージョン3.0となり、周囲の変化に応じて話しかけることで生命感を演出。また消灯画面をダブルタップして起動する「エモパーメモ」は、従来のスケジュールアプリとは異なり日時をキッチリ入力しなくても、そろそろ、週末、帰ってきたら、出かける前など大まかなタイミングでスケジュールを作成できる。

「エモパー」はver3.0に進化

 続けて倍速のハイスピードIGZO液晶の特徴や位相差AFとコントラストAFを組み合わせたハイスピードAF、暗所でブレにくい光学式手ぶれ補正、本体側での120fps再生に対応したハイスピード撮影などカメラ機能の強化点を解説。

倍速のハイスピードIGZOはスクロール時の描画遅れが少ない

2つのAFを組み合わせることで高速AFを実現

 使いやすさのポイントとしては、従来から採用する端末を持つだけで起動する“グリップマジック”やなぞる指によって起動するアプリを変更できる指紋認証センサーなどを紹介。画面端をなぞるだけでスクリーンショットが撮れる“Clip Now”も地図などの保存に便利だ。

グリップマジックと指紋センサー

すぐスクショが撮れる“Clip Now”機能

 新端末ラインアップはスマホ7機種とAndroidケータイ3機種、タブレット1機種。説明会会場には先日発表されたばかりのセブン-イレブン限定販売のSIMフリー端末「エヴァンゲリオン スマートフォン」(SH-M02-EVA20)と開発中のロボット型スマホ「RoBoHoN」(ロボホン)も展示。来場者の注目を集めていた。

エヴァスマホのベースとなるMVNO向けSIMフリー端末「AQUOS SH-M02」

「エモパー」の技術を搭載するロボット型スマホ「ロボホン」


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