弁護士ドットコムは日本初のウェブ完結型“契約締結”サービス『クラウドサイン(CloudSign)』の提供を2015年10月19日に開始した。
クラウドサインは利用者が契約書のPDFファイルをサービス上にアップロードして押印・署名などの場所を指定し、メールにて取引先へ依頼。取引先の相手側がクラウドサイン上で契約内容を承認するだけで契約締結できるクラウドサービス。相手側はアカウントをもっていなくても利用が可能だ。紙で契約して、保存しておくよりも契約書をサービス上で一元管理できるようになるため、コンプライアンスの強化にもつながるとしている。
「押印の往復で契約締結まで1週間かかった」、「製本、印刷、郵送の費用と人件費がかかる」といった契約にまつわる課題を解決してくれる。利用料はユーザー数がひとりで契約締結数が月30件までは無料、ユーザー数、契約締結数が無制限のスタンダードプランが月額1万円、1契約締結ごとに50円がかかる。
弁護士ドットコムは今後、契約書作成支援や契約書レビューなどリーガルテック領域への事業拡大を進めていくとしている。
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