1Mbpsでハイレゾを実現するロスレス圧縮MQA対応も
注目製品としては、9月のIFAで先行公開されたハイレゾプレーヤーがある(関連記事)。11.2MHzのDSDや384kHzのPCMといった最先端のフォーマットに対応するだけでなく、英メリディアンが提唱する最新ロスレスフォーマット「MQA」への対応なども進めていく。MQAは、ハイレゾ品質の音源でも1Mbps程度の非常にコンパクトサイズにまとめられる点などが特徴だ。
価格的にも6万円台半ば~7万円台半ばという仕様を考えるとかなりリーズナブルな線にまとめてきている。Androidベースとすることで、動画やストリーミング再生用アプリ追加も可能とし、様々なメディアをライフスタイルに合わせて選択し、それをハイクオリティーに楽しむという考え方が表れているように思える。
もうひとつ印象的だったのが、製品ラインアップの豊富さだ。ヘッドフォン、Bluetoothスピーカーについては、実に11製品を新規投入。
オンキヨーブランドとしては、ハイレゾ対応のポータブルヘッドフォン「H500M」、ハイレゾ対応イヤフォン「H500M」のほか、2製品のイヤフォン「E300M」「E200M」を投入。Mの文字が示すようにいずれもマイク付きだ。
Bluetoothスピーカーも8個のスピーカーを使い40kHzまでの高域をサポートする「X9」、2つのパッシブラジエーターを持ち小型でも豊かな低域を再現する「X6」、ローズゴールドも選べるエレガントな雰囲気の「T3」など3種。
また、シーメンス補聴器と協業し3年越しで実現したというスポーツヘッドフォン「IE-S100」「IE-S100CTI」も投入する。IPX5相当の防水性能を備え、独特のフィット感も追求した特徴あるモデルだ。
パイオニアブランドとしては、クラブシーンを想定(SUPERIA CLUB SOUND)した密閉型ヘッドフォンの「SE-MX8」、密閉型イヤフォンの「SE-CX7」、Bluetoothヘッドフォンの「SEMJ771BT」に加えて、今後発表となるHi-Fi向けで40kHzまでの再生に対応したヘッドフォンを参考展示していた。
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