小型でハイパワー 3Dゲームも快適
『LITTLEGEAR』は、マウスコンピューターのゲーミングブランド“G-Tune”から登場した、Mini-ITXマザーボード採用の小型ゲーミングPCだ。片手で持てる小型筐体ながら、最大でGeForce GTX TITAN Xまでの超高性能グラボが選択でき、ハイエンドな3Dゲームも快適に動作する。ケースは側面と底面のメッシュ加工で熱を逃がし、上面をスライドさせて薄型の光学ドライブを内蔵できるなど、利便性が考え抜かれている点も◎。
鉄板のBTO構成は、ハイエンドの「LITTLEGEAR i310PA1-SP」。編集部による検証では、KONAMIの『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN』を解像度フルHDの標準設定で60fpsキープが可能と圧巻の性能を誇る。
スペック
モデル名:LITTLEGEAR i310PA1-SP
CPU:Core i7-6700(4コア/8スレッド、3.4GHz、最大4GHz)
グラフィックボード:GeForce GTX980(4GB)
メモリー:16GB(DDR3-1600)
ストレージ:256GB SSD(M.2)、2TB HDD
インターフェース:USB3.0×4、USB2.0×4、DisplayPort出力×3、DVI-I出力、ギガビットLANほか
サイズ:178(W)×395(D)×298(H)mm(本体ケースのみ)
178(W)× 395(D)× 330(H)mm(ハンドル含む)
OS:Windows 10 Home(64ビット)
価格:19万9800円(税別)
10万円台に追加したいBTOとは?
G-TuneのゲーミングPCはベースとなるモデルがいくつかあるが、PCゲームを長く快適にプレイしたいなら、CPUはできるだけ高クロックのものを選択したい。そのため、第6世代Coreプロセッサーを標準で搭載するシルバーモデル以上を選択しよう。ゲームをしながら動画を録画したり、複数の作業を行ないたいならCore i7も視野に入れたい。
また、メインストレージがHDDだとゲームの起動などが遅く、ストレスを感じることもあるので、可能な限り高速なSSDを選択したい。
カクッチおすすめ・ゴールドモデルをベースに重めのPCゲームをプレイ!
3DゲームをプレイしながらShadowPlayで録画なんて人は、CPU がCore i7のゴールドモデル以上で、メモリーも16GBにして余裕を持たせたい。さらに、SSDはSATA3より高速なM.2接続に。快適になること間違いなし!
スペック
モデル名:LITTLEGEAR i310GA1
CPU:Core i7-6700(4コア/8スレッド、3.4GHz、最大4GHz)
グラフィックボード:GeForce GTX970(4GB)
メモリー:16GB(DDR3-1600)←8GBから変更、+7900円
ストレージ:256GB SSD(M.2)、1TB HDD←SSD追加、+2万9900円
光学ドライブ:なし
OS:Windows 10 Home(64ビット)
価格:16万7600円(税別)
ハッチおすすめ・シルバーモデルをベースにライトゲームや音楽を楽しむ
PCゲームは標準設定で快適に動作すれば十分って人なら、コスパに優れるシルバーモデルが◎。ゲームはパッケージ買い、音楽はCD派って人なら光学ドライブは必須。ストレージは、SATA3接続で良いのでSSDを選択しよう。
スペック
モデル名:LITTLEGEAR i310SA1
CPU:Core i5-6400(4コア/4スレッド、2.7GHz、最大3.3GHz)
グラフィックボード:GeForce GTX960(2GB)
メモリー:8GB(DDR3-1600)
ストレージ:120GB SSD(SATA3)、1TB HDD←SSD追加、+9900円
光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ←追加、+5900円
OS:Windows 10 Home(64ビット)
価格:11万5600円(税別)
※この記事は、週刊アスキー No.1048(2015年10月13日発行)の内容を一部転載したものです。
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