週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ドコモ、au対応の端末を提供開始

契約者数がどんどん増加しているmineoに新展開

2015年10月06日 18時00分更新

ケイ・オプティコム モバイル事業戦略グループ グループマネージャーの津田 和佳氏と、富士通 公共営業本部 エネルギー統括営業部 統括部長 甫立 和也氏

さらにau VoLTE対応SIMの提供も開始

SIMロック解除など条件はあるものの、mineoはほとんどの端末に対応できるMVNOとなりつつある

 新端末のリリースに合わせ、11月19日よりau VoLTE対応SIMの提供を開始する。arrows M02だけでなく、KDDIが販売するau VoLTE端末のうち、isai vivid LGV32、HTC J butterfly HTV31、Xperia Z4 SOV31などKDDIの2015年夏以降のモデルでも利用可能だ(SIMロック解除に対応し、実際にSIMロックを解除した端末)。すでにmineoを利用しているユーザーも、発売以降は、利用中のSIMを2000円でau VoLTE対応のSIMに交換できる。

 mineoはドコモプランによってドコモ端末とソフトバンク端末(ソフトバンクがSIMロック解除に対応した2015年5月以降の端末)、auプランによってKDDI端末での利用をサポートし、SIMフリー端末以外でも、さまざまな端末に対応してきたが、今回発表したau VoLTE対応のSIMをリリースすることで、より広い範囲に充実したサービスを提供できることとなった。

 2年半にわたって通信料を割り引くキャンペーン「史上最大のキャンペーン」などの施策も手伝ってか、同社の9月の月間契約件数は、至近月のおよそ5倍を記録したという。最低利用期間の撤廃など、ユーザーがMVNOサービスを導入しやすい環境作りにも尽力している同社だが、今後はさらに「『利用しやすい』だけでなく『利用したくなる』マルチキャリアサービス」を提供するとしている。

 10月31日で「史上最大のキャンペーン」は終了予定だが、今後の展開にも引き続き注目していきたい。

訂正とお詫び:初出時、一部スペックに誤りがございましたので、訂正いたします。(2015年10月08日)


■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります