Fire OS(AndroidカスタムOS)を搭載したアマゾンの7インチタブレット『Fire』の出荷が始まっています。価格は8980円、プライム会員向け割引きクーポン適用で4980円という破格のデバイスですが、果たして使い物になるでしょうか? リスキー編集局にも1台届いたので、ファーストインプレッションをお届けしましょう。
重量313グラムと、7インチクラスのタブレットとしては、かなりぼったい感じですが、頑丈そうではあります。解像度は1024×600ドット、内蔵メモリー8GB、WiFiは11nで、5GHz帯は非対応と、コスト重視感は否めません。
さて、電源を入れてみましょう。ほかのKindle端末同様、アカウントが入った状態で届きます。
これはかなり残念な仕様。いまどきAndroid端末はロースペックでも16GB、最近のは32GBありますからね。ソニーReaderのアプリなどは外部メモリーに対応していますが、Fireでは他社製ブックストアのアプリがダウンロードできません(別に使わないと思いますケド)。
Kindleのほか、動画、ショッピングといったAmazonのサービスを、追加アプリをダウンロードすることなく利用できるのは、これまでのFireタブレット同様。わかりやすいですが、サジェストだだ漏れになるので人に渡しにくくなります。
動作は、やはりちょっと厳しいですね。CPUなのか、UIなのかわかりませんが、フツーにスクロールさせているつもりで、タップになってしまうことがしばしば。
動画などは、スムーズに再生されます。ロースペックでも自社サービスが快適に動くよう、カスタマイズされているのでしょう。
いじょ。結論としては、Amazonのサービスにどっぷりな方は1台あってもいいと思いますが、ぶっちゃけiPadやAndroidタブレットにAmazonのアプリを入れたほうが全然快適だし、持っているならそれでって感じです。
Image from Amazon.co.jp |
Fire HD 6タブレット 8GB、ブラック |
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