ガチミリと萌えミリが悪魔合体したWGJブースで
3年連続3度目のCEOインタビュー敢行
史上2番目の来場者数を記録した東京ゲームショウ2015。大型展示がひしめき合う会場において、他とは異質な迫力を醸し出していたのがウォーゲーミングジャパンのブースだ。
戦車!戦艦!大爆発!でだいたい説明できるPVをスクリーンいっぱいに見せつけるザ・欧米テイストに面食らったものの、よくよく見ればコンパニオンのお姉さんはイオナや大洗女子学園を彷彿とさせるコスチュームに身を包んでおり、ブース前で手渡されたのはガルパン&アルペジオがダブル表紙のマンガ小冊子。
おまけに特別試遊スペースの立て看板は、西住みほとイオナが互いの衣装を交換したコラボ仕様。男の子の夢を硬軟取り揃えたゴキゲンな空間だった。
アルペジオコラボも盛りだくさん!
専用艦船テクスチャーに港グラ&ボイス
そんなウォーゲーミングジャパンのブースにて、Wargaming.net社CEOのVictor Kislyi氏らキーマンの方々に、日本での手応え、アニメコラボの未来、全世界会員数1億超の巨大タイトルに成長した『World of Tanks』そして正式サービスが始まった『World of Warships』の今後などについて伺った。
―― まずはこれまでの日本での手応えをお聞かせください。
Victor Kislyi(CEO) 日本のコミュニティーはとても特別だと考えています。
日本ではゲーミングPCを持っていない方が多いかと思いますが、日本のプレイヤーはゲームが楽しければそのためにPCを買い換えたり、我々のゲームを長期間遊んでくださっています。
そんな日本のプレイヤーに応えるため、我々はさまざまなアップデートを重ねることでお返しをしたいと思いました。それはたとえば『World of Tanks』への日本技術ツリーの実装、9.10アップデートでの日本重戦車ラインの追加、そして『World of Warships』における日本艦船などです。これらはゲーム内においてとても重要なものです。
正直、『World of Warships』を日本という国抜きで作れるとは思えません。戦艦〈大和〉が出ない海戦ゲームなんて何が楽しいのか、ということですね。
日本含めたアジア全体という括りでも、新しいコンテンツを準備しており、そのなかの1つが今回発表させていただいた『World of Tanks』のPlaySation 4参入です。これは日本の方々に『World of Tanks』を知ってもらえる絶好の機会だと考えています。
2013年からは日本にオフィスを設け、国内スタッフでサービスを提供・対応できるようにしました。そういった意味で、我々は日本のコミュニティーの近くで対応できたと思います。
そして、9月17日から正式サービスが始まった『World of Warships』では『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』とのコラボレーションを進めており、MODには艦船のテクスチャーや港のグラフィック、音声などが変更できる要素を盛り込んでいます。
(次ページでは、「朗報! ガルパンMOD世界展開決定。ガルパン劇場版にもミリタリー監修でサポート!」)
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