スマホのイヤホンジャックに挿すことでゲームが起動するガジェット『ピコカセット』が登場した。東京ゲームショウ2015で展示していた。同様にイヤホンジャックに挿して、音楽などのコンテンツを楽しめる『PlugAir(プラグエア)』を販売するハードウェアスタートアップ企業のビートロボが開発している。
端末の中にゲームのデータが入っているわけではなく、ゲームはダウンロードで入手し、イヤホンジャックに挿すことで起動の“認証”を行なっているものだ。ただ、ガジェットを挿してゲームが起動するユーザー体験はまるでファミコンカセットを挿した感覚にそっくりになる、なんとも懐かしいアイデアだ。ドットの演出も懐かしくサンプルで起動したゲームも、なんともレトロチックなイメージ。
現在、2016年春のは発売を目指してゲームメーカーのパートナーを募集中で、今回のTGS2015に出展している。往年の名作ゲームの移植や、完全新作のゲームを予定している。ただ、ぜひ採用するゲームはドットオンリーにしてもらいたいところ。今後はクラウドファンディングでもプロジェクトを発信する予定。アラサー世代のゲーマー直撃のプロジェクトだけに話題を呼びそうだ。
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ピコカセット
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