MSIは17日、東京ゲームショウで新製品発表会を実施。水冷クーラー搭載のGeForce GTX 980 Tiと、Skylake搭載ノートPCを発表した。
東京ゲームショウで初公開!
水冷標準装備のGeForce GTX 980 Ti
「GTX 980Ti SEA HAWK」は、GPUの水冷ユニットと、メモリーとVRMの空冷ユニットを搭載したツイン冷却ユニットのビデオカード。GPUはGeForce GTX 980 Tiで、ベースクロックは1190MHz、ブーストクロックは1291MHzにオーバークロックされている(リファレンスは1000MHz/1075MHz)。発売日と価格は未定だ。
数量限定のGolden Editionに
GeForce GTX 980 Tiモデルが追加
MSIの人気VGAクーラー「Twin Frozr V」を全銅製にした、数量限定のGeForce GTX 980 Ti搭載ビデオカード。昨年、GeForce GTX 970を搭載した限定モデル「GTX 970 GAMING 4G Golden Edition」が登場して話題となったが、これはそのGTX 980 Tiバージョンとなる。
Skylake搭載ゲーミングノート
ゲーミングノートの新製品は2製品。まずは“Skylake”こと「Core i7-6700HQ」を搭載した17インチゲーミングノートPC「GS40 6QE Phamtom」だ。GPUは「GeForce GTX 970M」で、SSD+HDDのツインドライブを搭載する。サイズは345×245×22.8mmで、重量は1.6Kg。製品には「Final Fantasy零式 HD」が付属する。10月~11月発売予定で、予価は20万円前後。
もう1製品は、17インチゲーミングノートPC「GT72S 6QE Dominator Pro G」。CPUは“Skylake”こと「Core i7-6700HQ」、GPUは「GeForce GTX 980M」で、NVIDIAのディスプレー同期技術G-Syncに対応する。サイズは428×294×48mm、重量は3.78Kg。10月発売予定で、価格は未定。
これらゲーミングノートに共通する、特筆すべき機能は以下のとおり。
Skylakeと新アーキテクチャーのQuadroを搭載する
ワークステーションノート
“Skylale”こと第6世代のCore i7およびXeonと、まもなく登場予定の新アーキテクチャーのQuadroを搭載するワークステーション向けノートも発表された。
ラインナップは、高性能モデルの「WT72 6Qx」と、薄型軽量モデルの「WS60 6Qx」の2タイプ。11月発売予定で価格は未定。なおWS60は、企業向けに減価償却を気にしないで済むモデルも発売を検討中とのこと。
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