Appleは、4.7インチ「iPhone 6s」と5.5インチ「iPhone 6s Plus」を発表した。容量はそれぞれ16/64/128GB。カラバリはシルバー、ゴールド、スペースグレイ、ローズゴールド。
価格は、iPhone 6sは16GBが8万6800円(税別)、64GBが9万8800円(税別)、128GBドルは11万800円(税別)。iPhone 6s Plusはそれぞれ、9万8800円(税別)、11万800円(税別)、12万2800円(税別)。予約は9月12日から、発売は25日。
iPhone 6s/iPhone 6S Plusは、CPUとして64bitアーキテクチャA9チップ、またM9モーションコプロセッサを採用している。CPUパフォーマンスが前世代のものから70%向上し、グラフィックスパフォーマンスは最大90%高速化された。指紋認証機能「Touch ID」の処理スピードも2倍高速になっているという。
また、フルsRGB対応の3D Touch搭載Retina HDディスプレイを採用。解像度は、iPhone 6sが1334×750ピクセル(326ppi)で、iPhone 6S Plusは1920×1080ピクセル(401ppi)となっている。
ユニボディデザインの筐体には、航空宇宙産業で使われている7000シリーズのアルミニウムを採用。ガラスも強化された。
タップ、スワイプ、ピンチといったMulti-Touchジェスチャーに加え、新たな操作方法として感圧タッチ「3D Touch」を利用できるようになり、軽くプレスする「Peek」と少し深めにプレスする「Pop」で操作できる。また「Taptic Engine」(タプティック エンジン)も搭載し、ユーザーはクリック感を得られるようになっている。
背面カメラは、12メガピクセルのiSightカメラ(ƒ/2.2)。iPhone 6s Plusのみ光学式手ぶれ補正機能採用。4Kビデオ撮影(3840×2160、30fps)をサポート。4Kビデオの撮影中に8メガピクセルの静止画を撮影できる。前面カメラは5メガピクセルのFaceTime HDカメラ(ƒ/2.2)。
このほかの新機能として、被写体を感圧タッチで押すと撮影した少し前から連続写真として記録する「Live Photos」が登場した。
LTE対応バンドはバンド1、2、3、4、5、7、8、12、13、17、18、19、20、25、26、27、28、29、30、38、39、40、41。またLTE Advanced対応を発表した。4G LTE-Advanced経由で最大300Mbps、Wi-Fi経由で最大866Mbpsの通信が可能。Voice over LTE(VoLTE)により高品質な通話も行える。
iPhone 6sのサイズは幅67.1×高さ138.3×厚さ7.1mm/重量143g。iPhone 6S Plusは、幅77.9×高さ158.2×厚さ7.3mm/重量192g。OSはiOS 9。
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