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千葉ジェッツふなばしが2連覇、Bリーグ マネジメントカップ2019が発表

2020年02月27日 13時30分更新

 デロイト トーマツ グループは2月27日、「Bリーグマネジメントカップ 2019」を発表した。国内男子プロバスケットボールリーグであるBリーグのB1とB2に所属する全クラブを、ビジネスマネジメントの側面(経営面)で評価し、ランキングにしたもの。B1は千葉ジェッツふなばしが2連覇、B2は仙台89ERSが首位になった。

 千葉ジェッツふなばしは、マーケティング分野と財務状況分野でともに2位、経営効率分野で4位、経営戦略分野で1位。2位の栃木ブレックスに10ポイントの差をつけ、連覇を達成した。

 好成績の原動力は、2018年に引き続き、Bリーグ全体で唯一平均入場者数5000人台を突破した集客力。入場料収入や物販収入の牽引はもちろん、常時アリーナ集客率が80%を超える状態を作り出せるため、リピーターの創出やスポンサー獲得へとつながっていると考えられるという。

 仙台89ERSは、マーケティング分野で3位、経営効率分野と経営戦略分野でともに1位、財務状況分野で4位。2位の熊本ヴォルターズと5ポイント差で優勝した。

 いかに試合に勝つかという「フィールドマネジメント(FM)」面における競技成績では地区優勝を逃したが、昨シーズンとほぼ同水準のチーム人件費ながら、勝ち星を倍近く増やし、地区2位の成績を収めている。いかにビジネスとして収益を上げ、事業拡大をするかという「ビジネスマネジメント(BM)」施策によって、平均入場者数も20%近く伸ばし、特にグッズ関連利益額は10倍に大幅に改善した。FMとBMの両輪がうまくかみ合った結果と言える。

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