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シャープの2021年は全部5G! 今春発売の8K+5Gスマホ「AQUOS R5G」

2020年02月19日 09時00分更新

 シャープは2月17日、新製品発表会を開催。5G対応のスマートフォン「AQUOS R5G」と同じく5G対応のモバイルルーター「5Gモバイルルーター」の今春発売を発表した。あわせて2021年度にシャープが提供する「AQUOSブランド」のスマートフォンはすべて5G対応モデルにするとアナウンスした。

5G対応のスマートフォンとルーターが発表された

8K+5GのAQUOSスマホ
「AQUOS R5G」

 「AQUOS R5G」は6.5型(3168×1440ドット)のディスプレーを搭載し、5Gの対応周波数帯は「Sub6」のみ。ミリ波には対応していない。5Gと合わせてシャープが本モデルで特徴としているのが「8K」。被写界深度を測るToFカメラを含むクアッドカメラ仕様で、そのうちのひとつ広角カメラは、8K(7680×4320ドット)での動画撮影に対応。8K動画はデータサイズも大きくなるが、高速な5Gと組み合わせることで、クラウドやSNSなどへも手軽にアップロードできるとのこと。

5G対応の「AQUOS R5G」

 カメラの組み合わせは標準(約1220万画素/F1.7/26mm)、広角(約4800万画素/F2.9/19mm)、望遠(約1220万画素/F2.7/52mm)とToFカメラ。4つのカメラをシチュエーションに合わせて最適な撮影ができる。また、撮影した動画をAIで自動的に編集してくれる「AIライブストーリー」も進化しており、ズームやワイプといった編集も施されるようになった。

4つのカメラの組み合わせ

ToFカメラにより、ポートレートなどで効果的なボケが使える

AIライブストリームもパワーアップ

 AQUOS Rシリーズの特徴と言えばIGZOパネルを搭載したディスプレー。「AQUOS R5G」は、5Gでのコンテンツを楽しむ際のファースト・スクリーンとして位置づけ、さらに進化させている。たとえば、視聴場所の照明環境に合わせて色温度を調整し最適な明るさや色合いを実現する「スマートカラーマッチング」がそれ。発表会でもデモブースが用意されており、照明に合わせて画面表示の設定を変えることで、どれも同じように発色しているように見えた。

ファースト・スクリーンに耐えうる機能強化が施されている

スマートカラーマッチングのテストの様子

 主な仕様はプロセッサーにSnapdragon 865を採用。メモリーは12GBで内蔵ストレージは256GBを搭載。本体サイズは約75×162×8.9mmで重量は約189gとなっている。価格はこれまでのAQUOS Rシリーズがキャリアモデルということもあり、キャリアからの発売発表を待つことになるが、発表会では「一般的なハイエンドモデルと同じくらいになる」と語られていた。

ディスプレーは6.5型

本体背面

ToFカメラを含むクアッドカメラ仕様

本体底面のUSB Type-C端子

ティアドロップ型のノッチがディスプレー上部にある

ディスプレー下部にも台形のノッチがある

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