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コスパだけでなく、ゲームのプレイ環境を快適にする性能も魅力

1万円以下でねじっても壊れない堅牢性に衝撃、持ち運びも快適なゲーミングヘッドセット「ASTRO A10」

2020年02月10日 17時00分更新

低価格でありながら高性能なゲーミングヘッドセット「ASTRO A10 ゲーミングヘッドセット」

 勝利を掴みたいなら、なるべく高性能なゲーミングヘッドセットを選びたい。だが、高性能なゲーミングヘッドセットはその分高価なモデルも多く、購入をためらってしまう人も少なくないだろう。低価格帯のゲーミングヘッドセットも多数存在するが、その製品がしっかりゲームプレイできる製品なのかは、使ってみないとわからないという不安がある。

 低価格で高性能なゲーミングヘッドセットを探し求めている人に、ロジクールのゲーミングブランド「ASTRO Gaming」が開発した「ASTRO A10 ゲーミングヘッドセット(以下、A10)」を紹介しよう。

 A10の対応機種はPC、PlayStation 4、Xbox One、Nintendo SWitch、タブレットで、値段は9570円前後と実にリーズナブルだ。ゲーミングヘッドセットとしては確かにリーズナブルな価格だが、前述したとおりどれくらいの性能か気になるところ。そこで今回は、A10の使用感や性能などを紹介していきたい。

長時間使用しても疲れない!
快適さが魅力のゲーミングヘッドセット

A10本体とパッケージ

ヘッドセット部分の表面にA10のロゴが入っている

ヘッドバンドの表面にはASTROのロゴが

 今回試用したA10は、「ホワイト/ブルー」の新色を採用したモデル。ホワイトを基調としたボディーで、ヘッドセット部分の表面にはブルーでデザインされたA10のロゴが、ヘッドバンドの表面にはブラックでデザインされたASTROのロゴが入っている。ホワイトを主軸としたカラーリングは、全体的におしゃれな印象を与えてくれる。

A10のイヤーパッド。軽量素材のイヤークッションは柔らかく、装着してもきつく感じなかった

 A10のイヤークッションは軽量素材を採用しているため、実際に装着してみても締め付けを感じず、長時間使用しても疲労感はほぼゼロに等しかった。加えて、メガネをかけていても問題なく装着できるのがいい。イヤーパッドのくぼみは私の耳にちょうど収まるサイズで、初めて装着した際はパズルのピースがうまくはまったような快感を覚えた。ゲームプレイに集中しやすい装着感がA10の魅力的なポイントだ。

A10のマイク。マイクを軽く折り曲げて口元に寄せられるほか、マイクを跳ね上げればミュートにもできる

インラインボリュームコントロールを使えば、ゲーム内のサウンド調節ができる

 A10のマイクは折り曲げれば自分の口元に寄せられるほか、跳ね上げるだけでミュートのオン・オフを切り替えられる。また、ケーブルに付属するインラインボリュームコントロールを使えば、最適な音量でゲームプレイが可能だ。

A10側のプラグにジャックを差し込むときは少し強めに押し込むのがコツ。軽く差し込んでしまうと、使用時に片耳しか聞こえないといったトラブルが発生する

 使用方法は、対応機種のヘッドセット用プラグにケーブルのジャックをつなぐだけ。PlayStation 4をメインに使う場合はDUALSHOCK 4のイヤフォン用プラグに差し込むだけで使用可能。パソコンの場合も同様だが、マイク機能も使いたいのであれば分岐ケーブルが必要となる。

 なお、初めて試用したときに片耳しか聞こえないことがあったが、これはA10側のプラグにジャックがうまく差し込まれていなかったからだった。強めに差し込んでみたところ問題なく使えたので、ちゃんと差せているかはしっかりチェックしたほうがよさそうだ。

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