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Xperia 5はデザイン、性能、カメラが高次元にまとまっている

2020年02月05日 10時00分更新

 ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアで取り扱われているXperia 5。価格は、9万円程度で、スペックはハイエンドの部類に入ります。Xperiaシリーズでの位置づけとして、Xperia 1に対する廉価モデルというよりは、順当進化を遂げた後継モデルとも表現できる端末ではないでしょうか。筆者としては、ここ数年のXperiaでは一番気に入った端末でして、オススメできるポイントを大きく3つ紹介します。

縦長画面が活きるスリムなボディー

 Xperia 5のサイズは、約68×158×8.2mm(仕様の数値はソフトバンク版を参照、以下同)であり、細くてスリムなボディーが特徴的。Xperia 1の幅72mmと比べると、4mmほど抑えられています。

右側面には音量キー、指紋センサー、電源キー

下部側面にはUSB Type-Cコネクターとスピーカー

 筆者の手では、片手でホールドしたときにしっくりくるサイズだと感じました。キャリアモデルらしく、おサイフケータイ、防水にもきっちり対応しているので、日常利用にオススメしやすい機種です。

 同機は、6.1型で解像度はフルHD+。21:9というXperiaならではの縦長画面を採用していることで、「コンパクトだけど画面が見づらい」という事態にならず、「コンパクトなのに画面が見やすい」と感じる希少な端末です。

 マルチウィンドウを利用する際も、縦長画面と相性が良いのは言わずもがな。アプリのYouTubeを見ながらLINEをしたり、検索をしながらメモを取るような使い方に適しています。特に、横持ちで動画を再生しつつ、別ウィンドウを見られるので、通知・返信や検索作業で動画再生が途切れさせることがないのがうれしいところ。

一画面に多くの情報を表示できたり、マルチウィンドウで十分なスペースを確保できたりするのは、縦長の画面ならでは

横持ちの場合も、横画面の動画を再生しながら、さらにアプリを並べて表示できる

 シリーズ独自のUIとしておなじみになりつつある「サイドセンス」にも対応。左右の画面の縁をダブルタップすることでよく使うアプリのアイコンを表示させたり、片手操作モードへの切り替えが可能です。また、ダブルタップ以外にも、画面縁を上スワイプでマルチウィンドウを起動、下スワイプで戻る操作に対応しているのが重要。特に、Xperia 5くらいの縦長画面だと、ナビゲーションバーでの戻る操作が億劫になるので、画面縁を下スワイプで戻る操作は使いこなすと快適になります。

 ただし、サイドセンスでの操作には慣れが必要。筆者もまだ百発百中では扱えず、この点は課題かな、と感じる一面です。「設定」→「画面設定」→「詳細設定」にある「サイドセンス」を選択し、「サイドセンスを練習する」をタップすれば、一通りの操作を学べますので、同機を購入する場合には、ここから何度か繰り返して練習することをオススメします。

サイドセンスでダブルタップした画面(左)と、サイドセンスの練習画面(右)

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