CESでNECパーソナルコンピュータの新モデル
米ラスベガスで現地時間の1月10日まで、世界最大のエレクトロニクスショー「CES 2020」が開催されている。
NECパーソナルコンピュータが、ノートPC「LAVIE VEGA」「LAVIE Pro Mobile」と、一体型のデスクトップPC「LAVIE Home All-in-one」という3つの米国向け新製品を展示した。
中でも注目は「LAVIE VEGA」と名付けられた新シリーズの第一弾モデル。ディスプレーにOLED(有機EL)を採用する15.6型(3840×2160ドット)のノートPCだ。
主なスペックはCore i7-8565U、8GBメモリー、512GB SSDなど。OSやソフトウェアの使用頻度などを蓄積し、起動を最適化する「インテル Optane メモリー」に対応する。
天板にはガラス素材を採用。スタンバイ状態でもWindowsの音声認識アシスタント Cortanaによる操作を受け付け、その際にトップカバーのLAVIEロゴがLEDで発光する「Smart Light」という機能を設ける。
サイズはおよそ幅359.8×奥行き243.9×高さ18.3mmで、重量はおよそ1.84kg。バッテリー駆動時間はおよそ8.3時間。
インタフェースとしては、microSDスロット、USB Type-C端子を3系統搭載し、うち2系統はThunderbolt 3をサポートする。ワイヤレス通信規格はIEEE 802.11ax、Bluetooth 5.0に対応する。
米国で3月に発売予定で、価格は2099.99ドルを見込む。
Crystal Sound Displayで力強い音像
LAVIE Home All-in-oneは27型(1920×1080ドット)のディスプレーを備える。エンターテインメント機能の強化と、高いデザイン性を実現したモデルだ。
特徴は「Crystal Sound Display」と呼ばれる、画面から音を発する機能。実際に体験してみたが、フロントからこちらへダイレクトに向かってくる力強い音が心地よい。また、ほとんどベゼルレスで、表示されているコンテンツが際立つ印象もあった。
サイズはおよそ幅359.8×高さ243.9×奥行き18.3mmで、重量はおよそ10.6kg。同じく米国で3月に発売予定で、価格は1799.99ドルを見込んでいる。
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