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CES 2020にて未来の電子ピアノのコンセプトモデル出展

ローランド、「未来の電子ピアノ」や新型MIDIキーボード、配信に便利なコントローラーを発表

2020年01月07日 17時20分更新

GPX-F1 Facet

 ローランドは1月7日、新製品のMIDIキーボードやスマホ配信に便利なコントローラーなどを発表した。CES 2020では「未来の電子ピアノ」コンセプトモデルも出展。

 CESで発表された「GPX-F1 Facet」は、同社の電子ピアノの将来のビジョンを提示するコンサート・グランドピアノ型のコンセプト・モデル。ピアノならではのフォルムを受け継ぎながら、機能的かつモダンな美しさを追求。譜面台に大型のAndroid対応ディスプレーを装備し、デジタル譜面の表示やオンラインのビデオ・レッスン、さらにはAmazon Alexaなどのクラウド音声サービスとの連携など、電子ピアノならではの拡張性を備えているという。市販予定はない。

 MIDIキーボード・コントローラー「A-88MKII」はグランドピアノの自然なタッチを再現するハンマー・アクション構造の88鍵ピアノ鍵盤を搭載しつつ、奥行きおよそ27cmのスリムなサイズを実現。視認性の高い8つのつまみやパッドにさまざまな機能を割り当てられるコントロール部を備える。インターフェースにUSB Type-C端子を装備しているほか、最新のMIDI 2.0への対応も予定。価格はオープンプライスで、3月下旬の発売予定。

A-88MKII

 「GO:LIVECAST」はスマホ配信を便利にするコントローラーとアプリのセット。専用アプリ(iOS/Android対応)をインストールしたスマホにコントローラーを接続、ボタン操作でテロップやタイトル画面、インパクトのある効果音などを加えることができる。

GO:LIVECAST

 拍手や笑い声のほかコミカルな効果音、幅広い場面で使えるBGMや静止画、動画サンプルを内蔵。顔の映りをよくする「美肌フィルター」などの機能を搭載。無線接続した2台のスマホのカメラ映像を使って、アングルを切り替えることも可能。価格はオープンプライスで、1月25日発売予定。

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