週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

この超大画面をどう使う? 24万円の折りたたみスマホ「Galaxy Fold」

2019年12月22日 11時00分更新

 今回レビューするのは、サムスン電子の「Galaxy Fold」。名前に「Fold」とあるように、本機の最大の特徴は折りたためること。従来のスマホにない大画面を搭載する、スマホとタブレットを兼用できるモデルです。国内ではauの専売で、価格は24万5520円(税込)、カラーは「スペース シルバー」の1色となっています。

 今回はGalaxy Foldでどのような使い方が最適なのか、フォルダブルの利点は何なのか、筆者が探りながら過ごした1週間をレポートします。

閉じると意外にもスマートなサイズ感

 まずはデザインから見ていきましょう。Galaxy Foldは閉じた状態でも背面側にあるディスプレーで普通に使用できます。かなり分厚くて使いにくいのでは……と思っていましたが、縦に長いので持ちやすく、むしろ良いサイズ感ではないかと。ただし、重量は約276gとかなりずっしりしています。

閉じた状態では、約160.9(縦)×62.8(幅)×15.7(厚さ)。最厚部は約17.1mm

縦長なのでポケットにもラクに収まる

 本体右側には音量ボタン、電源ボタン、指紋センサー、そしてSIMカードスロット(開いたときは左側に)。下部にはUSB Type-Cポートを搭載します。

SIMカードスロットは開くと左側に

下部にUSB Type-Cポート

背表紙にあたる部分にGalaxyの文字

 背面には、約1600万画素(超広角)+約1200万画素(広角)+約1200万画素(望遠)の3眼カメラを搭載。作例はのちほど紹介します。銀色のボディーは、どことなく未来を感じさせます。

メインは3眼カメラ

 いざ開いてみるとさすがの存在感。わかってはいましたが、やはり大きいです。片手で持ったときに親指の届く範囲は、ディスプレー中央をわずかに越えたところ。落下の不安もあるので、両手で操作するのがいいでしょう。

開いたときの大きさは、約160.9mm(縦)×約117.9mm(幅)×約6.9mm(厚さ)

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事