週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

「Basilisk」シリーズから新たに2モデルが登場

Razer、11ボタンでカスタマイズ性抜群なFPS向けワイヤレスマウス

2019年12月12日 19時00分更新

 Razerは12月12日、FPS向けゲーミングマウス「Razer Basilisk Ultimate」(希望小売価格1万9800円)と「Razer Basilisk X HyperSpeed」(希望小売価格6980円)の国内販売を発表した。12月20日から発売する。

「Razer Basilisk Ultimate」

 Razer Basilisk Ultimateは、FPS向けゲーミングマウス「Basilisk」シリーズの最上位モデル。カスタマイズの自由度の高さが特徴で、チルトを含めて11つのプログラム可能なボタンを搭載。Razerデバイスの管理ソフトウェア「Razer Synapse 3」から自由にコマンドを割り当てられる。本体にはプロファイルを5つまで保存でき、底面のスイッチを押すだけで切り替え可能だ。

 本体底面のダイヤルを回すことで、スクロールホイールの抵抗を調整する機構も引き続き採用。親指側に配置されたクラッチボタンを押せば、マウス感度を一時的に変更でき、ゲームプレイの局面に合わせて感度を下げてエイムしやすくしたり、感度を高めて高速にターンしたりできる。

 右手に最適化したエルゴノミクスデザインもブラッシュアップしており、既存モデルより右ボタンが長く、中指を置きやすい凹型の弧を描く形になっているという。

 ワイヤレス技術には、主要ワイヤレスゲーミングマウスより25%の高速化を実現したとうたう「Razer HyperSpeed」を採用。トラッキングセンサーには、2万DPIの解像度と99.6%の解像精度を持つ「Razer Focus+」技術を投入している。

 そのほか、トラッキングセンサーが反応する高さを“持ち上げるとき”と“下げるとき”それぞれで設定して操作精度を高める「非対称リフトオフ」機能や、自動キャリブレーションでどんなマウスパッドでも精度を一定に保つ「スマートトラッキング」などの新機能も搭載している。

 対スピード性能IPSは650、加速度は50Gに対応。ポーリングレートは125Hz、500Hz、1000Hzから選択可能。マウススイッチ耐久性は7000万クリック。接続方式はUSBレシーバーによる2.4GHz帯ワイヤレス接続。連続使用時間は最大約100時間。 本体サイズはおよそ幅42×奥行60×高さ130mmで、重さは約107g。

Razer Basilisk X HyperSpeed

 Razer Basilisk X HyperSpeedは、価格を抑えたBasiliskシリーズのワイヤレスモデル。基本的なデザインはRazer Basilisk Ultimateと同じで、プログラム可能なボタンは合計6つ。Basilisk Ultimate同様、Razer Synapse 3で、各ボタンに自由にコマンドを割り当てられる。

 トラッキングセンサーには、99.4%の追跡精度、最大1万6000DPIに対応する「RAZER 5G 高性能オプティカルセンサー」を採用。

 無線技術は、USBレシーバーによるRazer HyperSpeedの2.4GHz接続と、省電力性に優れたBluetoothの2つに対応する。電源は単3アルカリ乾電池×1で、Razer HyperSpeedでは最大285時間、Bluetoothでは最大480時間使用できる。

 対スピード性能IPSは450、加速度は40Gに対応。ポーリングレートは125Hz、500Hz、1000Hzから選択可能。マウススイッチ耐久性は5000万クリック。本体サイズはおよそ幅42×奥行60×高さ130mmで、重さは約83g(電池除く)。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう