2019年11月27日10時00分

LGのデュアルスクリーンスマホ「LG G8X ThinQ」の進化点を見る

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • Pocket

ディスプレー付きケースで2画面を実現した
LGエレクトロニクス「LG G8X ThinQ」

473
LG G8X ThinQ(手前)とV50 ThinQ(奥)

 LGエレクトロニクスから2つのディスプレーが使えるスマートフォン「LG G8X ThinQ」が発売になります。メインディスプレーと同じサイズのディスプレーを備えたケースにはめると2画面化できるというアイディアは、今年2月に発表された「LG V50 ThinQ」で実装されたもの。その後継モデルと言えるLG G8X ThinQはどのように進化したのか、2つのモデルを比べてみました。

473
ケースで2画面化するアイディアはV50 ThinQ(右)から始まった

 スマートフォン本体サイズは両者ともほぼ同じ。ディスプレーも6.4型で同一ですが、解像度はG8X ThinQが2340x1080ピクセル、V50 ThinQが3120x1440ピクセル。なお韓国ではG8X ThinQが「V50S ThinQ」として販売されています。GシリーズとVシリーズで解像度を変えているというわけではなさそうです。

473
両者の本体サイズはほぼ変わらない。左:V50 ThinQ、右:G8X ThinQ

 細かい改良が加えられたのが2画面化するためのデュアルスクリーンケースです。よくみるとどちらも同じ構造ですが、V50 ThinQは本体背面の専用端子で接続するのに対し、G8X ThinQは本体下部のUSB Type-C端子で接続する構造になっています。

473
左:V50 ThinQ用、右:G8X ThinQ用

 カバー部分を閉じてみるとUSB Type-C端子を使う分だけG8X ThinQのほうが長くなっていることがわかります。一方でV50 ThinQはカバーを閉じると一切の表示が見えなくなるのに対し、G8X ThinQはカバー表面に時刻などが表示できるようになっています。これは大きな進化と言えます。

473
右のG8X ThinQのほうが縦に長い。時計などを表示できるようになっている

 裏から見るとカメラ部分が大きく開いています。両者カメラの数や配列は異なりますが、この部分は特に変更はないようです。また、表面の仕上げはG8X ThinQはシボのある革風の表面となっており、指紋が付きにくく滑り止めにもなっています。

473
カメラ部分の欠き取りは同じ形状。右のG8X ThinQは表面が革調仕上げ

G8X ThinQのほうが進化して持ちやすくなっている

 実際に両者を使ってみると、G8X ThinQのほうが握りやすくなっています。縦方向への長さはケースを取り付けるとサイズが大きめになることもあってあまり気にならない、というか両者の差は体感しにくいところ。スマートフォンの製造工程を考えても本体背面に専用端子を設けなくていいG8X ThinQのほうが設計が容易になります。

 とはいえType-C端子をケースの接続用に使ってしまうため、ケース下部は閉じられてしまいます。V50 ThinQはケースの下部は開いており、そのままType-Cケーブルをさせる構造になっているのでこの点は両者で大きな差があります。

473
ケース下部は両者で形状が異なる

 G8X ThinQ本体はもちろんUSB Type-C端子を使って充電できます。しかし、デュアルスクリーンケースを付けたときは、マグネットで装着できるコネクター経由でUSB Type-Cケーブルを使う必要があります。このコネクターを紛失してしまってもケースからG8X ThinQを取り外せばUSB Type-Cケーブルで充電できるものの、ケースに装着したまま充電したほうが楽ですよね。この点がG8X ThinQの唯一の欠点と言えるかもしれません。

473
ケースにG8X ThinQを取り付けた時は変換コネクターを付けて充電する必要がある

 カバー部分はV50 ThinQが約90度、180度の2ヵ所で止まるように開くことができるのに対し、G8X ThinQは自由な位置に留めることができます。2画面を横方向に使うときに使いやすくなっているわけです。さまざまなコンテンツや情報を同時に見ることのできるG8X ThinQ。初代モデルから改良が加えられており、使いやすさはさらにアップしているのです。

473
カバー部分は自由な位置に止めることができる

山根康宏さんのオフィシャルサイト

「スマホ好き」を名乗るなら絶対に読むべき
山根博士の新連載がASCII倶楽部で好評連載中!

スマホメーカー栄枯盛衰~山根博士の携帯大辞典

 長年、自らの足で携帯業界を取材しつづけている山根博士が、栄枯盛衰を解説。アスキーの連載「山根博士の海外モバイル通信」が世界のモバイルの「いま」と「未来」に関するものならば、ASCII倶楽部の「スマホメーカー栄枯盛衰~山根博士の携帯大辞典」は、モバイルの「過去」を知るための新連載!

 「アップルも最初は試行錯誤していた」「ノキアはなぜ、モバイルの王者の座を降りたのか」──熟練のガジェットマニアならなつかしく、若いモバイラーなら逆に新鮮。「スマホ」を語る上で絶対に必要な業界の歴史を山根博士と振り返りましょう!

→ASCII倶楽部「スマホメーカー栄枯盛衰~山根博士の携帯大辞典」を読む

ASCII倶楽部は、ASCIIが提供する会員サービスです。有料会員に登録すると、 会員限定の連載記事、特集企画が読めるようになるほか、過去の映像企画のアーカイブ閲覧、編集部員の生の声を掲載する会員限定メルマガの受信もできるようになります。さらに、電子雑誌「週刊アスキー」がバックナンバーを含めてブラウザー上で読み放題になるサービスも展開中です。

→ASCII倶楽部の詳細はこちらから!

関連記事

あわせて読みたい

最新のニュース

アスキーストア人気ランキング

アクセスランキング

Like Ranking