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農業のシェアリングエコノミーといった仕組みも構築

野菜の価値の最適化を目指す農業法人「VEGERY FARM」設立

2018年01月25日 14時20分更新

 ベジオベジコは1月23日、農業法人「VEGERY FARM」を、1月12日に設立したと発表。

 第1弾として、宮崎県綾町の農地を借りて野菜の自社栽培を開始した。自社栽培により、野菜の金額や栽培方法を自ら管理することで、野菜の価値の最適化を目指す。

 そのほかにも、耕作放棄地や遊休地を利用した地域課題の解決や、若手農家を雇用し農業従事者の育成にも取り組む。2020年までに借用農地を現在の4倍に拡大し、日本全国への安定した野菜の出荷を目標としている。

 同社はこれまで、流通コストを従来の3分の1に抑えるなど「儲かる農家」の仕組みを構築してきた。しかし、高齢化による農業の担い手不足や、異常気象による収穫の不安定さ、市場動向で価格が決まる現状など、まだまだ農業には課題が残っている。

 農業の現状を少しでも改善できる仕組みを作るべく、新たに農業法人「VEGERY FARM」の設立にいたった。

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