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860 QVOでCoD:MWのロード時間が1/2以下に短縮!

PS4 Proを1万円で高速化!外付けケース付きのSSDの超コスパ

2019年11月18日 11時00分更新

 すでにPlayStation 5(以下、PS5)の足音が聞こえ始めてきたが、PlayStation 4(以下、PS4)やPlayStation 4 Pro(以下、PS4 Pro)はまだまだ元気いっぱい。強力なタイトルが次々と登場している。そんなPS4/PS4 Proだが、内蔵ストレージにはHDDが使用されており、ゲームのロード時間に大きく響いているのは周知の通りだ。PS5ではそのあたりを強化してSSD化してくるようだが、PS4もSSDへ換装するというのがゲーマーの間では一般化しつつある。

 とはいえ、ストレージの換装作業に不安を覚える人も少なからずいるはず。そんな人にオススメなのが、外付けSSDにゲームを保存して利用するというもの。USB 3.0接続のため、PS4にSSDを内蔵した場合とそん色ない性能を発揮できる。ストレージ換装よりも手軽に実行でき、容量不足も補えるスマートなプランだ。

 しかし、外付けSSDは内蔵用のSSDと比べるとまだ割高だ。そこで、今回はSamsung製の内蔵用SSD「860 QVO」を使っても外付けSSDとして活用できる方法を紹介しよう。

Samsung製の2.5インチSATA接続SSD「860 QVO」

 外付けSSDを購入しようとした時、最も肝心なのは容量だ。容量が500GB程度だと価格は抑えられるものの、ゲームをダウンロード購入していたらあっという間に容量が逼迫してしまう。最低でも1TBモデルを選ぶことをオススメしたい。とはいえ、1TBモデルは安いものでも実売価格で1万2000円前後はする。

 それが860 QVOの1TBモデルなら実売価格1万円前後(2019年11月14日現在)だ。しかも、今なら外付けドライブケースがバンドルする数量限定パッケージ「MZ-76Q1T0B/OC」が登場。今回紹介するこちらを購入すれば、実質外付けSSDが1万円前後で手に入ることになる。

 もちろん、性能的にもSATA 3.0接続のSSDとしては最高クラスのアクセス速度なので、PS4との相性もバッチリ。現状、PS4を手軽にパワーアップさせる最強コスパの選択肢であると言っても過言ではないだろう。

 本編に入る前に、860 QVOについて少しおさらいしておこう。昨年発売されたモデルで、4bit MLC(QLC)技術を採用したフラッシュメモリーを搭載。容量は1TB、2TB、4TBと大容量タイプのみで、3bit MLC(TLC) NANDを搭載したSSD「860 EVO」と同等の性能を発揮する。

 これは容量の一部領域をSLCとし、キャッシュとして利用するIntelligent TurboWrite技術により高速化を実現しているためだ。ただし、860 EVOと比べると高速化するためのキャッシュ確保容量は同じだが、キャッシュからあふれた時の速度低下が大きい。とはいえ、ゲームをロードする程度の容量であれば問題ないはずだ。

PCに接続した時のCrystalDiskMark6.0.2の結果

こちらは860 EVO。1TBモデルの実売価格は1万8400円前後と860 QVOより容量単価は高めだが、耐久性を示す総書き込み容量は600TBWと860 QVO(360TBW)よりも大きいというメリットがある。なお、500GBモデルには860 QVOと同様、外付けドライブケース付属パッケージ「MZ-76E500B/OC」がラインアップ。実売価格は7000円前後(2019年11月14日現在)

 MZ-76Q1T0B/OCに付属する外付けドライブケースは2.5インチサイズ専用で、ケースのカバーを外して内部にあるSATAコネクターにSSDを挿すだけでOK。ネジは使われていないので、簡単に作業できる。USBケーブルも同梱し、バスパワー駆動で利用できるため、USBポートに挿すだけで利用できる。

バンドルの外付けドライブケース

カバーを外してSSDを装着するだけで利用可能

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