2019年11月06日10時00分

スマホマニアなら買いたい! インドで人気のモトローラ製スマートTV

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • Pocket

スマホメーカーがTVに参入する時代

470
モトローラがスマートTV市場に乗り出した

 もはや一家に一台以上あることが当たり前のTV。海外ではネットにつながるスマートTVが主流になりつつあります。スマートTVならNetflixやHuluのアプリをTV本体にインストールして番組を見るなんてこともできるわけです。TVはいわば「超特大の据置型タブレット」なのです。

 そんなスマートTV市場では中国のシャオミが低価格を武器に新興国を中心に販売数を伸ばしています。その後を追いかけるように、最近は他のスマートフォンメーカーもスマートTVに進出。中でも注目はモトローラです。

470
モトローラのスマートTV

 モトローラはインドでスマートTVを2機種販売しています。まず驚くのは価格です。フルHDモデルの32型が1399ルピー(約2万1300円)、43型は24999ルピー(約3万8100円)。そして4K解像度モデルは65型が6499ルピー(約9万9000円)、75型が119999ルピー(18万2700円)。大手メーカーには出せない値段です。

470
リモコンにもNetflixやYouTubeのクイックアクセスボタンがある

 しかし、中国系の製品ならこれくらいの価格は妥当なところ。日本のアイリスオーヤマのTVをみると、フルHDの32型で2万1800円。また、シャオミのTVも4K 65型がインドで6499ルピー。モトローラはこのように低価格を売りにするメーカーと同じ価格で、しかも老舗で安心のブランドと「M」のロゴで新しいビジネスを開拓しようとしているのです。

470
ゲームコントローラーが付属、そこにもおなじみの「M」ロゴがついている

 インドではシャオミのスマートフォンの売れ行きが1位ですが、モトローラブランドはいまでも健在です。2018年にはシェアを急落させてしまいましたが、今でも上位10メーカーの1員として、スマートフォンの新製品を積極的に投入。今年9月に発表された「moto e6 Plus」は新興国を狙った超低価格モデルで、インドでは「moto e6s」として7999ルピー(約1万2100円)で販売中です。

470
e6 Plusは1万円前後の低価格モデルだ
470
安いながらも高級感を出そうとがんばった仕上げ

 スマートTVの機能はOSがAndroid 9、Googleアシスタントに対応しているのでリモコンに話しかけて天気や予定を聞いたり番組検索をすることもできます。メモリーは1GB、ストレージは8GB。スマートTVですからストレージを必要とするのはアプリのインストール領域くらいですし、重いアプリを使うわけではないのでメモリーも1GBで十分でしょう。CPUはクアッドコア、詳細は不明ですがスマートTV用の低価格な製品は複数の会社が手掛けています。

470
メモリー1GB、内蔵ストレージ8GB。Android OS 9が動く

 低価格モデルのためWi-Fiはありませんが、スマートフォンや外部機器との接続用にHDMI端子は2つ(フルHDモデル)または3つ(4Kモデル)、USB端子が3つあります。スマートフォンをWi-Fiで接続したければChromecastなどを買えばいいでしょう。

470
Wi-Fiは非搭載。HDMIとUSBがあればたいていのことはできる

 一人暮らしの人の中には部屋にTVすらなく、スマートフォンとノートPCだけでネットも十分という人も多いでしょう。でもTVが1台あればそれらの外部モニターとしても活用できます。もちろん低価格なTVはいくらでも売っているでしょうが、せっかく家に置くのならばモトローラのようにスマートフォンメーカーのものを選ぶのもいいかも。

 残念ながら新興国向けのようで日本など先進国での販売は予定されていませんが、インド旅行の時に家電店で見かけたらちょっと欲しくなっちゃうかもしれませんよ。

山根康宏さんのオフィシャルサイト

「スマホ好き」を名乗るなら絶対に読むべき
山根博士の新連載がASCII倶楽部で好評連載中!

スマホメーカー栄枯盛衰~山根博士の携帯大辞典

 長年、自らの足で携帯業界を取材しつづけている山根博士が、栄枯盛衰を解説。アスキーの連載「山根博士の海外モバイル通信」が世界のモバイルの「いま」と「未来」に関するものならば、ASCII倶楽部の「スマホメーカー栄枯盛衰~山根博士の携帯大辞典」は、モバイルの「過去」を知るための新連載!

 「アップルも最初は試行錯誤していた」「ノキアはなぜ、モバイルの王者の座を降りたのか」──熟練のガジェットマニアならなつかしく、若いモバイラーなら逆に新鮮。「スマホ」を語る上で絶対に必要な業界の歴史を山根博士と振り返りましょう!

→ASCII倶楽部「スマホメーカー栄枯盛衰~山根博士の携帯大辞典」を読む

ASCII倶楽部は、ASCIIが提供する会員サービスです。有料会員に登録すると、 会員限定の連載記事、特集企画が読めるようになるほか、過去の映像企画のアーカイブ閲覧、編集部員の生の声を掲載する会員限定メルマガの受信もできるようになります。さらに、電子雑誌「週刊アスキー」がバックナンバーを含めてブラウザー上で読み放題になるサービスも展開中です。

→ASCII倶楽部の詳細はこちらから!

関連記事

あわせて読みたい

最新のニュース

アスキーストア人気ランキング

アクセスランキング

Like Ranking