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アプガは社会派アイドルを目指します

アプガ(仮)の黒髪真面目担当の2人がプラスチック問題に切り込む

2019年10月29日 11時00分更新

 富士山頂LIVEやホノルル駅伝ガチ参戦&その直後にLIVE、全81曲を1日で披露する「全曲LIVE」など、破天荒な活動が身上のアップアップガールズ(仮)だが、そんなアプガ(仮)も今年で結成9年目、平均年齢は24歳と“大人のグループ”である。大人である以上、社会で起こっている事柄にも切り込んで然るべきである。

 ということで、グループ5人の中でも黒髪で真面目な、佐保明梨と新井愛瞳が、昨今世間的にも問題になっている「プラスチックのリサイクル」に関する件に切り込んでいくことになった。それにあたり、まず2人がどの程度この問題を把握しているのか、を確認するために、アスキー編集部に来てもらった。

―プラスチック問題って知ってますか?

佐保明梨
 プラスチックが不足してるってやつですよね。なくなってきちゃってる。あと捨てる場所が無い!

新井愛瞳
 最近、カフェとかに行くとストローがプラスチック製じゃなくなってきてるっていう、アレですよね?社会全体で地球に優しくしていこうっていう。

―だいたい合ってます。プラスチックの大きな問題は、回収・処理しきれなかったプラスチックごみが、海などの自然界に流れてしまい、生物などに悪影響を与えてしまっている、というものです。

新井愛瞳
 それでストローを紙製に変えたり、プラスチックごみ自体が出ないようにしている、ってことなんですね。

―そうです。ちなみに、プラスチックといえば何が思い浮かびますか?

新井愛瞳
 ビニール袋とかペットボトルとか小物を入れるケースとかが思い浮かびます。

佐保明梨
 私たちだとリリースさせてもらっているCDのケースがプラスチック製ですよね。でも「捨てる」っていう意味では、私もペットボトルが一番身近だと思います。

―確かにペットボトルは一番身近かもしれないですね。その捨てられてしまうペットボトル、どうすれば減らせる、もしくはなくせると思いますか?

新井愛瞳
 やっぱり、リサイクルですよね。ペットボトルは捨てる時も分別が必要なので、その先はリサイクルしているのだと思います。

―そうです。ちなみに、日本ではどのくらいリサイクルできていると思いますか?

佐保明梨
 50%くらい?かなと思います。

―実は、日本では80%以上のリサイクル率になっています。これは欧米と比較してもかなり高い比率です。

佐保明梨
 え!すごい!そんなに高いんですね!

新井愛瞳
 確かに、学生だった頃に文房具メーカーの方が学校に来て、リサイクルしたものがノートになるみたいな話を聞いた記憶があります。

―そうです。しかもペットボトルはキチンと回収して処理すれば新たに生まれ変わることもできる、優秀な素材なんです。

新井愛瞳
 それは是非メッセージとして届けたいですね。

佐保明梨
 届けたい!届けよう!

―ということで、大人のアイドルグループであるアプガ(仮)のお2人には、この社会問題に取り組んでもらうべく、実際にペットボトルを扱う飲料メーカーであるサントリーさんに取材に行っていただきます。

新井愛瞳
 それはすごくありがたい機会ですね。自分自身、冒頭でもお話をしたストローが変わってきていることで、プラスチックが社会問題になっていることは感じていたので、取材では身近なことから何ができるか、を聞いてみたいと思います。

佐保明梨
 私はそのリサイクルしたものがどんな物に変わるか聞いてみたいです。何に再生するかがわかると、リサイクルに取り組むイメージがつきやすいと思います。

新井愛瞳
 でも日本の回収率が良いってお聞きしましたけど、私たちが出演させていただいたイベントとかでも、すごく汚いゴミ箱とか見る機会もけっこうあって、子供の頃ってちゃんと分別して捨てたりできていたと思うんですよね。大人になるとできなくなるっていうのは、やっぱり問題ですよね。

佐保明梨
 日本人はポイ捨てをする人はすごく少なくて、それは良いことだと思っていますが、キチンと分別できているか、と思うとそれには疑問符が付いてしまうなと感じています。ポイ捨てと同じような意識まで分別を持って行く必要があるのではないでしょうか。

新井愛瞳
 「ごみ箱」っていう言葉が悪いかもしれないよね。ごみだから一緒でしょ、ってなっちゃう。

佐保明梨
 「ペットボトルのおうち」とかにすれば、そこに帰すって意識になるかもしれないよね。

新井愛瞳
 なにそれ可愛い(笑)

―お2人は普段の分別はどうされていますか?

新井愛瞳
 メンバーの古川小夏がゴミの分別に厳しい県(神奈川県)に住んでいるので、普段からすごく言われます。そう考えると、そうやって言ってくれる人がいると、ちゃんと分別して捨てる癖がつくかもしれないですね。

佐保明梨
 缶とかビンはわかりやすいので必ず分別して捨てるようにしていますが、他の物は少し迷うことがあります。そういったものをどう捨てるのか迷って、違う方に捨ててしまうっていうのはあるかもしれないです。でもペットボトルもすごくわかりやすいので、そういった誰でもすぐできることから取り組んでいくのは大切だと思います。

―では、まずわかりやすいペットボトルの捨て方を佐保さんに伝授してもらいましょう。

佐保明梨
 はい!ではまず、ラベルをはがし、中を水洗いして、キャップを取ります!

佐保明梨
 キャップはペットボトルと分けて捨てます!

佐保明梨
 ペットボトルは潰します!

佐保明梨
 できるだけ小さくして捨ててください!

―お2人とも、取材前にかなりこの問題についての意識が高くなってきたように思います。

新井愛瞳
 私たちは「アスリート系アイドル」なので、LIVEではメンバーもファンの皆さんもペットボトルの消費量は多いと思いますが、アプガ(仮)のファンはペットボトルの回収率がすごく良くて綺麗に使ってくれるってライブハウスの方に褒められたことがあります。だからこの問題は私たちが切り込むにぴったりだと思います。

佐保明梨
 そういったファンの皆さんを誇りに思っていますが、私たちもファンの皆さんと一緒にいるときは分別を呼び掛けたりできますが、その後のことまでは難しいと考えていたこともあるので、この機会に色々な方に呼びかけができるよう、取材させていただきたいと思います。

 次回は、実際にサントリーさんにどんな取り組みをしているか、消費者の皆様にどう行動して欲しいか、を2人が取材に行く。環境に優しい社会派アイドルを目指すべく、黒髪真面目な2人の取材の模様を是非見届けて欲しい。

 実際にサントリーさんに取材に行った模様が、本日発売の週刊アスキーに掲載されています! 購入はコチラ

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