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プロが求めた光の質:

「宇宙兄弟」小山宙哉先生がバルミューダ「BALMUDA The Light」を使うワケ

2019年10月25日 11時00分更新

文● 盛田 諒
提供: バルミューダ

 プロの道具には選ばれる理由があります。雑誌「モーニング」で連載中の漫画『宇宙兄弟』作者の小山宙哉先生は、バルミューダのデスクライト「BALMUDA The Light」を愛用中。コミックス最新36巻の表紙などカラー原稿制作に使っています。理由は求められる光の“質”にありました。

BALMUDA The Light
実売価格4万700円
発売中
バルミューダ

https://www.balmuda.com/jp/light/

 子どもたちが使うことを徹底的に考えて生まれたというバルミューダのデスクライト。医療用の手術灯をヒントに開発した独自の構造で、頭を落としてノートをとっても、目線の先に影ができない。自然光に近い光は目にやさしく、集中を妨げないという。

●「よう考えられてるなあ」

── 以前からバルミューダ製品を使われていると聞きました。

 コルク(出版エージェンシー)の担当が引っ越し祝いにバルミューダのトースターをくれたのが初めでした。仕事場では扇風機(The GreenFan)も使ってますよ。

バルミューダ愛用者の小山宙哉先生

── BALMUDA The Lightも発売時から使われていると。

 主にカラー原稿を描くときに使ってますね。単行本の表紙を描くときとかに。オレンジ(電球色)の光の下だと紙も⻩色っぽくなって、微妙に作る色にも影響が出ると思うので、白いほうがカラー原稿には適してます。なのでカラー原稿用のスペースに置いてます。

── 光源が美術館なんかに使われる太陽光LEDなので、自然光に近いんですよね。自然光の近さをあらわす平均演色評価数はRa97で、デスクライトとしてはやりすぎと言うほどの数値です。

 そのこだわりのおかげで色を作るとき、実際の色がわかりやすいのがいいですね。

── 作業中は手元の影も気になりそうですね。

 そう、それもけっこうあって。前に光が出るんですよね。それがすごいなと。

光がななめ前に出て、原稿全体が照らされている

── 手術灯由来の技術で、手元に影が落ちないんですよね。

 ほかのライトはだいたい光が真下を照らすんで、アームが⻑くてヘッドを動かせるやつを選んで、毎回いい感じの場所で止めたりしてたんですよね。右側に置くと描いてる右手の影が絵にかぶって見づらいので、左側に置いて左上から照らすようにしたりして。でもバルミューダは、形もシンプルでアームも⻑すぎないのに、前に光を照らしてくれるので、置くだけでよけいなことをしなくてもいい。「よう考えられてるなあ」という印象です。

── 影に目がいかずに集中できる。

 LEDのデスクライトってけっこう影の形が気になるものも多いんですよ。手とかペンの影が何本にもなってたりその影で気が散っちゃうんです。なんかチカチカするというか。これはそのチカチカを全然感じないのがいいです。

頭の影が落ちず、手の影が多重にならない

── 光が照らす範囲は十分ですか?

 広範囲に広がっている感じがありますよ。作業スペース全体が照らされるんで便利だなと。もともと別のライトを使ってたときヘッド部分に頭がよく当たるから箱に乗せて使うようにしてたんですが、バルミューダも同じ箱に乗せてやや高さを加えたぶん、さらに明るく照らされてるところもあるかもしれないですね。

── ツールボックスとしても使われているんですね。

 最近デジタル作業が増えてきたのでペンを使う機会も減りましたけど、ツールボックスがあるとペンを立てておきたくなりますよね。普段は絵筆なのでなかなかカラーペンは使わないんですが、小さい部分の色塗りで使ったりするので入れてます。黒のシンプルなデザインにカラーペンが入ってる感じがかわいらしいなあと思いますね。

6段階の調光で音が鳴るのもお気に入り。「凝ってるなあと」

── カラーペンが黒の本体に映えますね。

 初め、黒は中学生の娘が自宅で使ってたんですよ。事務所には白を置いてたんですが、このデスクには黒のほうが似合うなと後で気づいて娘に「白と交換してもらっていい?」と交渉して。

── 娘さんも使われてるんですね。BALMUDA The Lightはもともと子ども向けに設計されたものなので、ユーザーとしてはぴったりです。

 学習机で使ってますね。勉強したり、絵を描いたり。絵は小学5〜6年生のころから画塾に行きはじめて鉛筆デッサンを習っていて。本人は「音が鳴るのが楽しい。ペン立てがついているのが便利でプリキュアのステッキを立ててる」と言ってます。

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