2019年10月15日11時00分

富士通が4K有機EL搭載15.6型ノートPC発表、上司の無茶ぶりから始まった

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「LIFEBOOK AH-X/D3」

 富士通クライアントコンピューティングは10月15日、2019年冬モデルのノートパソコンおよび一体型パソコンを発表した。中でも注目なのが、フラッグシップモデルとなる15.6型ノートパソコン「LIFEBOOK AH-X/D3」だ。

15.6型にフラッグシップのXシリーズ登場
4K有機ELディスプレーで高性能な1台

 LIFEBOOK AH-X/D3は、有機ELパネルを採用する4Kディスプレーを搭載しているのが大きな特徴。加えて、VESAが策定したHDR規格「DisplayHDR」のDisplayHDR 500 True Black認証を取得しており、締まった黒を表現できるとしている。

 また、前機種と比較して左右だけでなく上部ベゼルも狭額縁化。これは、上部ベゼルに搭載するすべてのセンサーを小型化したことによって実現したという。人感センサーも搭載しており、ユーザーが席を離れるとディスプレーの輝度が落ち、マシンの前に座ると輝度が上がるようになっている。

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左右だけでなく上部のベゼルも狭額化
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センサーを小型化
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1円玉と比べてもこのサイズ

 この人感センサーは、従来は感度がよすぎて座っていなくても動作することがあったが、LIFEBOOK AH-X/D3に搭載されているセンサーは1からアルゴリズムを開発し、しっかりマシンの前に座ったことを認識できるとしている。

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1からアルゴリズムを見直した人感センサーを搭載

 インターフェースは、USB 3.1 Gen2(Type-C)端子、USB 3.0端子×2、USB 2.0端子、HDMI出力端子、有線LAN端子、マイク・ラインイン・ヘッドフォン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子を備える。加えて、Ultra HD Blu-ray&BDXL対応のBlu-ray Discドライブも内蔵している。

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筐体左側に有線LAN端子、HDMI出力、USB 3.0端子×2、USB 3.1 Gen2(Type-C)端子を配置
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筐体右側にマイク・ラインイン・ヘッドフォン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子、SDカードスロット、USB 2.0端子、Blu-ray Discドライブを備える
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キーボードはバックライトを搭載

 LIFEBOOK AH-X/D3は、ノートパソコン向けのハイエンドCPUであるHシリーズのCore i7-9750H(2.6GHz、6コア/12スレッド)を採用。こちらを搭載するにあたって、従来機種と比べてCPUファンも大型化している。

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CPUファンを大型化

 CPU以外の主なスペックは、8GBメモリー、約1TB SSDという構成だ。通信規格は、有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0に対応する。OSは、Windows 10 Home(64bit)を採用している。サイズはおよそ幅361×奥行244×高さ27mmで、重さは約2.0kg。想定実売価格は25万円強(税別、以下同)で、発売日は後日発表予定。

上司からの無茶ぶりから生まれた

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発表会では、プロジェクトX(テン)として開発秘話が紹介された
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当初念頭に置いていなかった有機ELパネル搭載は、上司の一言から始まったという
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最初は動揺したが、市場に有機ELパネル搭載機が増えていることもあり、採用に踏み切ったとのこと

 発表会では、プロジェクトX(テン)と題し、LIFEBOOK AH-X/D3が誕生するまでの開発秘話が語られた。実は、当初LIFEBOOK AH-X/D3を有機ELモデルにするという計画はなく、スタンダードな15.6型ノートパソコンとして開発していたところ、上司からの無茶ぶりにより有機EL搭載モデルに変更することになったという。

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様々な苦難にぶち当たった

 同社の開発部隊は、初めての有機ELパネルの搭載において、様々な障害にぶち当たった。4K有機ELパネルは、薄くてもろいほか、置いておくと反ってしまうという懸念点があり、同社の採用基準に達しない可能性があった。そこで、強化ガラス「ドラゴントレイル(Dragontrail)ガラス」を採用することで、耐性を上げている。

 そのほか、パネルのサンプルはあっても仕様書が届かないだったり、試作機に有機ELパネルを搭載したところ基板が燃えてしまったりと、色々な問題や障害を乗り越えて、LIFEBOOK AH-X/D3は完成したとのことだ。

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パネルのサンプルより仕様書が後に届いたりした
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基板が燃えてしまったという(さすがにこの絵は強調してあるとのこと)
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様々な困難の乗り越え、LIFEBOOK AH-X/D3は完成した

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