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Googleの有無に左右されない「HUAWEI Mate 30 Pro」の実力

2019年09月28日 12時00分更新

4眼レンズやウルトラスローからベンチマークまで!
「HUAWEI Mate 30 Pro」を丸裸にする!

 ファーウェイから新たに発表された「HUAWEI Mate 30 Pro」。プロセッサーには同社の最新モデル「HUAWEI Kirin 990」を搭載し、ディスプレーは両サイド88度までカバーした「ホライゾンディスプレー」を採用するなど、ハイエンドらしいポイントが随所に見られるモデルだ。

※このレビューは開発機で行なっております。作例やベンチ結果などは正式発売モデルと異なる場合があります。

ファーウェイの最新フラッグシップモデル「HUAWEI Mate 30 Pro」

左右のベゼルは0mmで前面ほぼディスプレー

 HUAWEI Mate 30 Proで最もインパクトを受けるのがディスプレー。6.53型(1176×2400ドット)の有機ELパネルを採用し、両サイドは本体を包み込むようにカーブしている。カバー範囲は88度とほぼ真横までとなっており、横から見るとディスプレーがあることがはっきりとわかるくらい。そのため両サイドのベゼルは0mm。上部も4.2mmで下部は4.8mmと一般的なスマートフォンとしてはトップクラスのナローベゼル。前面はほぼディスプレーといった印象だ。

正面からはほとんどがディスプレーといった印象

上部のノッチとベゼル

下部のベゼルは4.8mm

真横から見るとディスプレーの回り込みがよくわかる

 本体側面までディスプレーが回り込んでいるため、電源ボタンは側面のセンターラインよりもやや背面側に配置。音量調整用の物理ボタンは搭載しておらず、本体側面をダブルタップすると音量調整用のコントローラーを呼び出せる「バーチャルキー機能」を採用。コントローラーを直接操作できるだけでなく、側面をスワイプすることでも音量調整できる。

音量ボタンはなく、サイドをタップして呼び出す

 本体上部のノッチは台形で厚みはないものの、横幅は約2.6mmでやや大きく感じる。これはフロントカメラのほか、ジェスチャーや深度など各種センサーを搭載しているため。このジェスチャーセンサーを搭載したことにより、手をかざして画面のスクロールなどができる「エアジェスチャー」が利用可能。機能をオンにして手をかざすと、画面上部にアイコンが表示されるので、そこで手を上下に振るとスクロール、握るとスクリーンショットを撮ることができる。

手をかざすとアイコンが表示され、エアジェスチャーが利用できる

 本体サイズは約73.1×158.1×8.8mm。スマートフォンとしては大型だが、全体的に丸みを帯びたデザインなので握りやすい。重量は約198gとかろうじて200gは切っているものの、手に持ってみると数値以上にずしりとした重さを感じる。

本体上部と下部はフラットな仕上げ

本体下部にはUSB Type-CとSIMスロットを装備

SIMは両面にセットするタイプで片側はNMカードと排他利用

 本体背面のデザインで目を引くのがカメラ周り。HUAWEI Mate 30 Proは超広角(18mm/4000万画素/F1.8)と標準(27mm/4000万画素/F1.6/OIS)、望遠(80mm/800万画素/F2.4/OIS)に3D深度センサーを加えたクアッドカメラとなっており、それを正方形になるように配置。さらに台座やその周りのアクセントが円形にデザインされている。ちなみにカメラが4つになっているため、ストロボは本体側面左上に配置されている。

背面デザインは円形にまとめられたカメラが印象的

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