週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

子どもたちとEXITがPepperのプログラミングにチャレンジ!

2019年09月05日 10時00分更新

人気お笑い芸人とPepperとともに
プログラミングを学ぼう!

 夏休み真っ只中の8月10日、ソフトバンクはソフトバンクロボティクスのロボット「Pepper」を使った子ども向けのプログラミング教室を開催。司会進行役として吉本興業の芸人「EXIT」のりんたろー。さんと兼近大樹さんも参加し、集まった子どもたちと一緒にプログラミングの基本を学んだ。

Pepperを使ったプログラミング教室をソフトバンクが開催

司会進行は最近人気急上昇中のEXITのふたり

 今回のプログラミング教室は、ソフトバンクが実施している「子育て応援クラブ」として開催されたイベント。子育て応援クラブを登録しているユーザーから参加の応募を受け付け、大阪と東京の2ヵ所で開催。取材をした東京では、22人の子どもと保護者が参加。子どもたちは5つのテーブルに分かれて座り、Pepperはテーブルに1台。プログラミング用に用意されたパソコンは一人一台が用意されていた。

テーブルには一人一台のPCとPepperが用意された

 プログラミングの講師はよしもとロボット研究所でエンジニアをしている山本泰之氏。プログラミングツールは「Robo Bloks」を使用。Robo Bloksはビジュアルプログラミング言語で、ブロックをドラッグ&ドロップで組み合わせていくだけでプログラミングできるため、PCでのタイピングに慣れていない子どもでもPepperを動かすプログラミングにチャレンジできる。講師の山本氏は「プログラミングはやりたいことを決めて、手順を考えることが大事」と話しており、あくまでプログラミング技術を学ぶというよりは、プログラミング的思考を学ぶことが重要というわけだ。

講師の山本泰之氏(右)とのりんたろー。さん(左)兼近大樹さん(中央)

プログラミング言語にはRobo Bloksを使用

 カリキュラムの前半では、Pepperを動かすためのプログラミングを学習。Pepperの手を上げたり、しゃべせるための基本的なプログラミングを行ない、パソコン内のシミュレーターで動作確認をした。スタッフも各テーブルにおり、レクチャーも行なわれていたが、ほとんどの子どもがスムーズにプログラミングを進めており、楽しそうにチャレンジしている姿が印象的だった。

PCでプログラムしたら内容をシミュレート

各テーブルを回って子どもと触れ合う兼近さん

 後半はPepperを使ったクイズプログラムを作成。クイズの内容は「お父さんとお母さん」をテーマに子どもたちそれぞれオリジナルのものを考え、作成したプログラムをPepperへと転送。入力したクイズをPepperがしゃべって出題し、それにEXITのふたりが回答者として答えるという企画も。

クイズを出すためのプログラミングを作りには手順を考えるのが重要

 プログラミングでPepperを早口でしゃべらせたり、回答時間を短くしたりといった設定にもできるため、クイズの内容だけでなく、出題方法も子どもによってはかなり個性的になっており、EXITのふたりも「子どもの独創性パねぇ!」と楽しんでいる様子だった。

子ども作成したクイズをPepperが作成し、EXITの二人が回答

 そのほか、「子育て応援クラブ」は子どもの写真などで「フォトブック」や「写真プリント」、「カレンダー」が毎月ひとつ作成できる「myフォト」などが無料で利用可能となっている。

myフォトで作成できるプリント作品

Pepperをプログラミングし、テレビで人気のEXITにも会えて、子どもたちは終始ご機嫌だった

 
この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう