週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

3万円台でほぼ全部入り! 実は超お買い得なドコモのスマホ「LG Style2」

 今回紹介するスマホは、ドコモの「LG Style2 L-01L」(LGエレクトロニクス製)。ドコモが2018年6月に発売した「LG style L-03K」から1年ぶりの後継モデルです。前モデルの「LG style」は、毎月1500円の割引が適用される「docomo with」の対象機種だったこともあり、堅調な売れ行きだったと聞いています。

 今年6月からの新料金プランの導入を機に、「docomo with」は新規受付は終了しました。新たに「LG Style2」を購入する人は「docomo with」には加入できません。とは言え、LG Style2は前モデルと同じく、買い求めやすいモデルに位置付けられています。「月々サポート」や「端末購入サポート」がない分離プランながら、3万8880円(税込)という安い価格設定になっています。端末代を抑えたい人には魅力の1台です。

画面が大きく、文字も読みやすい

 LG style2は、前モデル(5.5型)よりも大きい6型のディスプレーを搭載しています。解像度は2160×1080ドット。ハイエンド機で主流となっている有機ELではなくTFT液晶ですが、鮮明な画質で表示でき、「設定」画面や、ウェブページの文字なども、くっきりと読みやすく表示されます。

6型の液晶ディスプレーを搭載。上部にノッチ(切り欠き)はなく、ベーシックなデザインを採用している

背面にはデュアルカメラと指紋センサーを搭載。カラバリは、この「ゴールド」のほかに「ブラック」がある。3万円台のわりには高級感のある質感だ

 ただし、画面が大きいぶん、本体の横幅は広めです。約76mmの幅があり、ほどほどの厚み(約8.5mm)もあるので、片手でする操作には制約が生じそうです。ただし、ナビゲーションバーをなぞるだけで縮小画面に切り替えられる「ミニビュー」という機能を搭載しています。

 片手しか使えない状況でも、メールをチェックして返信するといったことはできます。また、この「ミニビュー」は、画面に表示される文字が小さくなるので、近くにいる人に覗き見されたくない時にも重宝しそうです。

「ミニビュー」表示に切り替えた状態。表示する位置を動かすことができ、「×」をタップすると全画面表示に戻せる

 右側面に電源ボタンとSIMスロットを配置し、左側面には音量ボタンと、ワンタッチでGoogleアシスタントを起動できる「Googleアシスタントキー」が搭載されています。筆者はGoogleアシスタントを使うことが多いので便利に思えましたが、Googleアシスタントを使わない場合に、他のアプリの起動などを割り当てられたらより便利でした。

右側面の上のほうにある電源ボタンは、慣れるまではちょっと押しにくく感じた

左側面の音量ボタンの下にあるのがGoogleアシスタントキー

押すだけでGoogleアシスタントキーを起動でき、長押ししている間に話した音声を認識する

 底部にはUSB Type-Cポートと、イヤホンジャックを搭載。ステレオイヤホンは同梱されていませんが、ワンセグのアンテナになるケーブルは同梱。そのケーブルでイヤホンを接続して、ワンセグの音声を聴くこともできます。スマホのワンセグ機能は、昨今さほど重視されていないように思いますが、来年はオリンピックイヤーです。「ワンセグがあってよかった!」と思うこともあるかもしれません。

独立したイヤフォンジャックは、ワンセグ視聴時にも使う

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事