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企業向けARソフト開発を加速

ドイツのARスタートアップeyecandylab、150万ドル調達

2019年09月02日 14時45分更新

 ドイツ・ミュンヘン発のARスタートアップeyecandylab(アイキャンディラボ)は8月21日、150万ドルをシードラウンドで調達したと公表した。新たに調達した資金で、米国チームの拡大のほか、同社はSaaSプラットフォーム開発の加速を図るとしている。

 アイキャンディラボは2017年にドイツで創業、動画コンテンツにARを付与するソリューションなどを提供している企業。その後、アメリカ国内にもニューヨーク、ロサンジェルスの2ヵ所に拠点を広げている。

 同社は、2018年には「テレビ画面にARコンテンツを表示させるソリューション」として、「ソフトバンクイノベーションプログラム」の1社に選ばれ、ソフトバンクと協業してのテストマーケティングも実施してきた。同社によれば、今回の資金調達にはシリコンバレーで最も歴史のあるエンジェル投資家グループをうたうBand of Angelsのほかに、韓国のLGグループの投資ファンドLG Technology Ventures、複数のエンジェル投資家らが参画している。

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