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お高めなのは否定できないXperia 1用アルミバンパーを試した

2019年08月27日 10時00分更新

 多種多様で魅力的なガジェットをリリースするソニー。そんなソニー製品をXperiaを中心に、ITライターのジャイアン鈴木氏がレビューします。今回は「Xperia 1」用のバンパーケースをレビューします。

 美しすぎるスマートフォン「Xperia 1」。本来裸で使ってその姿を直接愛でたいところですが、万が一の落下などの不測の事態を考えると、やはりケースを着けずにはいられません。でもフツーのケースだと画面以外をすっぽり隠してしまって、ほかのスマホと変わり映えしなくなりますよね。というわけで今回入手したのが、いわゆる「バンパー」タイプの「CLEAVE Aluminium Bumper CHRONO for Xperia 1」(以下CHRONO)です。

ディーフ「CLEAVE Aluminium Bumper CHRONO for Xperia 1」直販価格8532円(税込)

 2~3年前にバンパータイプのケースを使ったことがあるのですが、組み立てにドライバーが必要で脱着がメンドくさかったんです。端末保護用のシールも自分で貼らないといけなかったですし。

 そんな刷り込みがあったので、ちょっと意気込んでパッケージを開けたのですが、拍子抜けしました。CHRONOの取り付けに工具は必要ないんです。側面のボタンを押すだけで分解できるんですね。これはラクチン。仕事柄ケースを脱着する機会の多いワタシにはうれしい仕様です。

CHRONO本体。内側には端末を保護するシリコンとフィルムが貼り付け済みです。シリコンには落下時の衝撃をやわらげる効果もあるとのこと

上部左右側面にボタンがあり、突起側を押せばカンタンに分解できます

 装着する際にひとつだけ注意点があります。CHRONOを装着する際にはXperia 1をスライドさせてはめ込みますが、ボタン側を少し開いたほうがよいです。雑に装着すると、ボタンの側面がCHRONOに当たって傷がつく可能性があります。

Xperia 1をCHRONOにスライドさせて装着したら……

あとは上部パーツを取り付けるだけ

これで装着完了。慣れれば秒速で取り付けられます

前面から見るとこんな感じ。まるで純正アクセサリーのような一体感です

 さて、CHRONOを装着してすみずみまで眺めましたが、細かいところまで配慮して設計されていますね。側面ボタンの押し心地は裸の状態とほとんど変わりませんし、前面、背面はもちろんのこと、突起したカメラ部分も保護するように外周が盛り上がっています。

 それでいて左右側面の幅は最小限に抑えられており、手に持ったときのサイズ感は裸の状態と大差ありません。これならしっかりと全面をガードしつつ、Xperia 1の美しい背面カラーを見せびらかせますね。

ボリューム、電源、カメラボタンの感触は直接押したときとそれほど変わりません

突起したカメラ部分もテーブル面に接触しないように段差が付けられています

 ちょっとお高めなのは否定できないCHRONOですが、高強度で軽量なアルミニウム合金A6063が採用されています。また、Xperia 1に装着したときの一体感、裸の状態と変わらない操作感は本製品ならではのものです。

 クオリティーの高いバンパータイプのケースを探しているのなら、まず最初に検討するべき一品と言えるでしょう。


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