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ロボットだけど、感触はもはや動物? 「Qoobo」を撫でてみる

2019年08月26日 17時30分更新

しっぽクッション「Qoobo(クーボ)」

ロボットだけど、動物みたい!

 ASCII STARTUPが8月26日、IoT/ハードウェアビジネスの体験展示・カンファレンスイベント「IoT H/W BIZ DAY 2019 by ASCII STARTUP」を、御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターにて開催した。

 一風変わったブースで注目を集めていたユカイ光学。脳波を利用して動く「necomimi」がネットで随分話題になったから、ご存知の方も多いだろう。同社では、ロボットを「心を動かし、人を動機付けすることのできるインターフェース」と定義づけ、「スマートフォンのガラスの次に来る、人の心を動かす次世代のインターフェース」を自分たちの手で作り、世界の標準にしていくというビジョンを持つ。

 同社が展示していた製品の中でも特に心をひかれたのが、しっぽクッション「Qoobo(クーボ)」だ。見た目には動物のような毛並みで、しっぽが生えているクッションなのだが、撫でると尻尾を振って反応する。

 同社ではQooboを「セラピー型ロボット」と呼称しているが、撫で方によって尻尾の振り方が変化する様子は、本当の動物に触れているようで、気づけば癒されている。

 2018年度のグッドデザイン・ベスト100にも選出されており、つい、そばに置きたくなる見た目。「住宅の事情で、動物を飼いたいけど飼えない人にいいかも?」「子どもがご機嫌で遊んでくれるかも?」などと考えながら撫でているうちに、「理由はともかく、1個置いておきたいな……」という気分になる、不思議な魅力を持ったクッションだ。

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