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10代は「動画サイト」「Twitter」が情報源、友だちと長時間ゲームするリスク

2019年08月20日 09時00分更新

動画サイトとTwitterが情報源
10代男子はスマホゲームが好き

 10代などの若年層、特に男子はゲーム好きな傾向にあるようだ。今回は、10代とゲームの関係とリスクについて見ていきたい。

 ゲームエイジ総研の「ゲーマーライフスタイル調査」(2019年1月)によると(https://www.inside-games.jp/article/2019/01/17/119903.html)、10〜40代の66.3%がスマホでゲームをプレイしたことがあり、59.6%がApp StoreやGoogle Playでアプリゲームをダウンロードしてプレイしているなど、スマホゲーム・アプリゲームの浸透率は高い。

 「自分はゲーマー」という回答は、男女比は71:29と圧倒的に男性が高く、10代では約4割の39.4%と最多となっている。なおこのゲーマーを自称する層の情報源は、「動画サイト(YouTube、ニコニコ動画など)」が63.1%と全体より33.8%も上回っている。また、Twitterも51.9%と全体より20%以上も上回るなどど、よく利用しているのが特徴だ。

 10代は全体に可処分時間が多く、スマホでゲームや動画を楽しんでいる。「暇つぶし」「娯楽のため」に利用する割合が高いのだ。

スマホのアプリストアに行くと、ランキングなどで人気ゲームがずらっと並んでいる

エンタメ・情報源として人気なゲーム実況動画

 ゲーム情報を求める10代が動画サイトで見るものは、主に「ゲーム実況動画」だ。ゲーム実況動画とは、実況者が話しながらゲームをプレイする動画のこと。生配信版であるゲーム実況生配信動画も人気が高い。

 自分ができないようなプレイを見て楽しんだり、純粋にエンターテインメントとして楽しんでいる例が多いようだ。クリアできない部分を見て、クリアの参考にするケースもある。小学生などでは、買ってもらえないゲームプレイを見て自分が遊んでいるつもりになれるという声も聞く。ゲーム実況動画を見ていてゲームソフトなどを購入する例も多く、大きな情報源でありエンタメコンテンツともなっているようだ。

ゲームそのものと同じく、完全にエンタメコンテンツの1ジャンルとなっているゲーム実況動画

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