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中目黒「はまぐり屋 串左衛門」にいってきた!

はまぐりがエンドレス!「はまぐりわんこ」の名店 貝好きは必訪

2019年07月29日 16時30分更新

はまぐり、お出汁の旨みが濃くておいしいですよね。

 ヒパヒパ。アスキーのmogumogu担当ナベコです。ヒパヒパはハワイの言葉で乾杯。

 貝の中でも「はまぐり」ってちょっと特別だと思いませんか? 春の季語でもあるはまぐりは、ぷっくりしていて旨みがたっぷり。おめでたい時の食材というイメージもあるので、食卓に出るとうれしい気分になります。はまぐりを食べたい時に食べられないとグレちゃう(グレるの語源ははまぐりと言われていますね)。

夏でも「はまぐり」がおいしい!
中目黒の「はまぐり屋 串左衛門」

夏でも旬のはまぐりの味が楽しめる「はまぐり屋 串左衛門」。

 中目黒にある「はまぐり屋 串左衛門」は、一年を通しておいしいはまぐりを提供しています。串左衛門では三重県桑名のはまぐり店から仕入れたはまぐりを使用。そちらでは、はまぐりの鮮度にこだわっており、年間を通して旬の状態に近いはまぐりをおろしているそう。

夏においしいはまぐりを食べられる機会は貴重です。焼きはまぐりは1個140円。

 夏に質の良いはまぐりを食べられるって貴重。はまぐりの代わりに「ホンビノスガイ」を提供している店舗も多々あるといいます。そんな中、正真正銘のはまぐりです!

ストップするまではまぐりのおかわりが続く
「はまぐりわんこ」が名物

 こちらが「はまぐり屋 串左衛門」。中目黒駅から徒歩5分圏内の場所にありました。大衆的な雰囲気の外観。加えて、一階にある路面店なので入りやすかったです。

お箸ははまぐりの貝殻でした。実際の貝殻を洗って消毒し、干して使用しています。持ち帰りも可能。私は持って帰って貝合わせに使いました。

  串左衛門ではお通しとして、来店すると必ず「焼きはまわんこ」がスタートします。

お通しがわりに「焼きはまわんこ」。

 わんこそばのように、ストップするまで焼きはまぐりのおかわりが続くというもの。焼きはまぐりは1回につきひとり2個ずつ提供されます。

とりあえず、ヒパヒパ~!!!!

 はまぐりの「わんこ」とはユニーク! 迎え撃つために、カンパーイ。店員さんのオススメということで、人気という「トロレモンサワー」です。

レモンサワーではまぐりを迎え撃つグリ。


・「焼きはまわんこ」(はまぐり1個140円)

人数ぶん×2個ではまぐりが出てきます。

 カウンターの中でさっと網焼きしてくれるはまぐり。生海苔、山ワサビ、ポン酢といった味付け用の薬味も一緒に提供してくれました。

薬味もついてきますよ。

 薬味もいいけど、まずはそのままで。焼きはまぐりは、ぷっくりした弾力のある身で、出汁のスープが滋身深く良いお味でした。味を加えなくても、おいしくいただけましたよ。貝殻はアツアツなので、木のピンチで押さえながら食べるのがマストです。

むふーーー。上品なおいしさ!

 あらためて、はまぐりの上品な味わいに感動。うっとりしちゃいました!!

味変できるので「はまぐり」が止まらない!

おかわりはまぐり♡

 ふたつめは、生海苔をプラス。磯の風味が増して違った趣に。わんこなので、2個食べると、また次の2個が。山ワサビをちょんとつけると、はまぐりのほんのりした甘みが際立ちました。ポン酢はさっぱり抜けて、定番の味。

 薬味のちょい足しだけではなく、ガーリックバターといったアレンジも注文できます。もともとクセが少なく食べやすいはまぐりは、味変することでいくら食べても飽きが来ません。

お皿には「むげんの愛情」と書かれていました。「はまぐり屋 串左衛門」の運営は「なかめのてっぺん」などを出店する株式会社MUGEN。無限の想いが込められている模様。

 どんどん食べられちゃいます。……ただし、はまぐりは1個140円で、提供数ぶん、もちろんお会計に足されていきます。満足した段階でストップをかけるのを忘れずに。

10個食べてだるまを完成させたらドリンク1杯無料サービス。なんでだるまなんだろう? かわいいからいいけど。

 焼きはまぐりをひとりで10個食べたら、ドリンクが1杯無料になるというサービスも。はまぐり2個食べるとだるまのパーツを1ピースもらえ、卓上の土台に積んでいきます。10個5ピースでゴール。「なんでだるま?」というのは気になりましたが、視覚的にも楽しいです。

 私は今回、はまぐり6個程度でストップしましたが、他のメニューをあまり頼まなかったら女性でもはまぐり10個ぐらいはペロリといけるはず。挑戦しがいがあるサービスですよ。

キンキンに冷えたレモンサワーが美味

人気という「トロレモンサワー」。こちらの店のスタンダードレモンサワーです。

・「トロレモンサワー」480円

 レモンサワーは専用のアルミのタンブラーが特徴。写真だと伝わりづらいですが、アルミなので外側までキンキンに冷えていました。手に持った瞬間からヒヤッ。さらに口につけた瞬間のヒエヒエぶりは青いイナズマが落ちたかのような衝撃。クールな口当たりと共にレモンサワーが流れ込んできました。

 冷たくて、すこぶるうまい!

アルミタンブラーがキンキンに冷えていて、口当たりが冷たい!

 リキュールは、サントリーの「こだわり酒場のレモンサワーの素」を使用しているよう。生搾りというわけではないですが、しっかりとレモン感があって、甘すぎません。さらに、強炭酸で爽快。

「こだわり酒場のレモンサワーの素」を使用したレモンサワー。

 アツアツのはまぐりとキンキンのレモンサワーを一緒にいただくのが醍醐味です。繰り返しますが、キリッとした冷涼感のあるアルミ素材のタンブラーがステキ。暑い日にはたまりませんよ。

 ところで、「こだわり酒場のレモンサワーの素」は、もともと本格的なレモンサワーを家でも作れるように開発したもの。味が人気で、最近では飲食店でも扱いが増えているとか。“酒場のレモンサワー”の味を表現したリキュールを、本物の酒場が使うようになるとは、逆輸入のようでちょっとおもしろく感じます。

店主の八子さん。レモンサワー推しでした。今日もレモンのぬいぐるみを着ているかも……?

 一般向け商品として、今年春から同じリキュールを使用した缶チューハイ「こだわり酒場のレモンサワー」も出ていますね。レモンサワー系製品が複数出る中、「こだわり酒場~」は一般向けも飲食店向けも好調のようですよ。

塩レモン、男前サワー
レモンサワーが止まらない

レモンサワー、いろいろな種類がありました。

・「塩レモンサワー」480円

 レモンサワー、おいしいのでドンドン飲んじゃいました。トロレモンサワーのバリエーションで、塩レモンサワーというのも。塩気をきかせることで、レモンサワーの自然な甘みがかえって際立つ一杯でした。飲みやすさという意味ではダントツ。2杯目以降に飲むのにちょうどいいです。

 やはり、冷え冷えのアルミのタンブラーがいいですね~。ちなみに、メニューに“トロ”がつかない「レモンサワー」もありましたが、これはトロレモンサワーと同じものだそうで、……なんと! つまり、ノーマルが「トロレモン」なのです。

アツアツのはまぐりと、冷え冷えのレモンサワーの組み合わせがたまらない。

・「レモンサワー濃いめ」480円

 レモンサワーの濃いめがなぜかノーマルと同じ額。ふつう、濃いめだと値段が上がる気がしますがお得感。これは頼むっきゃない!

 濃いめにするとレモンの味が濃くなりましたが、リキュールのえぐみが出てくるわけではないので飲みやすかったです。む、アルコール度数が上がっているのに、スイスイ行けてちょっとキケン。でも、おいしい。

・「男前トロレモンサワー」980円

1リットル容量の「男前トロレモンサワー」。いきおいで男性陣がみな男前を注文!

 男前レモンサワーは1リットル容量の特大サイズ。こちらは男性陣がこぞって頼んでいました。おお~迫力あって男前。私は、男性というより手にある巨大レモンサワーに惹かれてしまいました。

女だって、1リットル!

 というわけで、次のターンで私も男前。いや、女前じゃないですかね? おっきいっていいことでしょ。ぐびぐびぐびぐびー。

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